
子どもの頃は何をするにも一緒、まるで親友のような存在だった父親が脳腫瘍で突然亡くなって以来、神を信じることができなくなったピーター・レイノス。それから歳月が過ぎ、2009年夏、ロサンゼルスに暮らすピーターは不景気から失業。預金は底をつきクレジットカードは使用不能、妻のエリーと共に暮らす家のローンも払えず差し押さえ寸前に。周囲から「困ったときは神に祈れ」と信仰を勧められるが、かつてのことからどうしても神を信じられない。そんな折、駐車場で亡き父にそっくりの男性に出会う。なんとその日は父の命日だった。生活が崖っぷちに向かい、エリーとの仲もギクシャクしていくなか、人の優しさに触れ、ピーターの心に変化が現れる。
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