冒頭からナレーションが過去の思い出を語り回想形で入り
映し出されている映像は過去の時代であることを紹介する
その青春時代に出会ったマリアンヌという女性に憧れ夢中になった過去についての物語
ではあるのだけれど
このマリアンヌという存在が
そもそもの存在を疑いたくなるような不思議な存在感の女性として語られ
やがて過去としての物語の中の主人公もマリアンヌという存在をきっかけに言動が本当に少しづつ変になっていき
そもそもの過去を回想している主人公の言葉が怪しくなっていく
最終的に見終わった時に不可思議な気持ちになって
妙な作品だったという印象が残った