このレビューはネタバレを含みます
積み上げてきたものって何だったんだ…という映画。あまりにもそれ以上でも以下でもなく…それをマイルというものに例えて分かり易くしました、そのために設定を(ストーリーを)構築しました、という感じに見えてしまい(終わり方がそういう終わり方だったから)、途中までは旅っていいよな〜とか、仕事って矛盾があるよな〜とか、大人の恋愛って難しいよな〜とか、そんなことを考えていたが、最終的には「それはみんな知ってるよ…」という感じのまま終わっていき、特別この映画を観て新たに考えさせられることがなかった。もしかしたらあまりにマイル関連の設定がうまくいきすぎていたせいかもしれない。(どうでもいいことだが、「マイルがめっちゃ貯まると飛行機に名前が刻まれる」とかいう特典は本当に海外だと存在するのだろうか…？)
だけど映画自体の持つ雰囲気やペースのようなものは素敵。やはり主人公を演じたのがジョージ・クルーニーだからかな。
