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幸せのレシピのqkilogramのレビュー・感想・評価

幸せのレシピ(2007年製作の映画)
3.5
ラストは少し駆け足でハッピーエンドに向かう形ではあったが素敵な映画だった。
主人公のケイトは完璧主義であり、完璧ではない人間。それを変えたのは、大人のように思ったように操れないゾーイの存在が大きかったのではないかと思った。
不器用に子供と接するケイトとは裏腹に、上手に子供を操るニック。そんな姿を見てだんだんニックを受け入れ始めるベタな展開。途中現れたベビーシッターや伏線かと思わせてその後特に何も展開がなかったドアの割り箸や世話をしてくれる隣人の存在は謎だった。
ケイトの変わりようと、ゾーイの変わりよう(くじゃくの羽をお墓にやり母の死を受けいれた)と幸せなハッピーエンドが見どころだった
幸せのレシピはなく自分が作っていくもの。途中で失敗してもそれもレシピの一部。
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