イタリア系の不良グループ、ワンダラーズ
時代を通して見る、青春映画
時は63年、人種で構成される不良グループ
挑発しては、喧嘩をするのが日常で、お揃いの服が目印。あんなにハッキリとグループが分かれてるのは驚いた。しかも、喧嘩するときは他のグループに応援求めるとは笑
ガラッソが喧嘩じゃなくて、フットボールで試合ってのは考えが大人だな〜と(ボーリング場では冷酷だったけど笑)
リッチーは本当にイタリア人っぽいチャラい男。婚約者がいるのに、街で出会った学生ニーナに一目惚れして追っかけちゃう〜彼女からしたら到底我慢ならんようだけど結局2人は仲直り。
転校生のペリーは、意外と家族の問題抱えてるけれど、人一倍落ち着きがあってオーラが半端ない。" Leave the kid alone "学生とは思えないトーン笑
ジョーイはどこか子どもっぽさが残るメンバーで、絵の才能持ちのなんだか可愛いキャラ。ペリーと歩んだ道で明るい人生が待っているといいなと。街を出るってアメリカングラフィティーでは相当大きなイベントだったように感じたけど、今回はあっさり、あえて仲間には告げず旅立つ感じが、またいい。
とにかく、メンバーが濃ゆい。
色んな人生を持ったメンバーたちのストーリーが、この一つの映画にコンパクトに収まっているのは凄い。もっと人物に深堀してほしかったけれど、恋愛、家族、移り変わる時代、人種、などなど盛り込まれた青春映画。