ワンダラーズの作品情報・感想・評価

「ワンダラーズ」に投稿された感想・評価

上質な青春映画。キャラクターがただ成長するだけの映画ではなくて人種の問題や時代の流れをうまく切り取ったいい映画。
ロックンロールな雰囲気に終わりを告げるボブ・ディランの「時代は変わる」が、はかなさを感じさせる。
冒頭の追いかけっこ最高。ギャングの抗争的な話と思ってたら、個人的にどうでもいい恋愛比重が大きく、右肩下がりに興味を失っていった。
jyojyo

jyojyoの感想・評価

3.8
爆音上映会にて
ヤンキー映画のおバカで中学生の男の子ノリな展開の中にアメリカの大きな変化ぎあった瞬間をみた。
仲間のターキーの死を街人が全無視させてしまうほどの衝撃のケネディ暗殺からの、展開が時代背景が走馬灯し、
街のバーでボブ・ディランの、時代は変わる が流れた。
京都みなみ会館
爆音映画祭

面白かった。
グループ同士の闘争だけの話かと思ったらちゃんと青春してた。音楽も良い。
主要キャラの描き方がうまい。男だけ。
青春の輝きと儚さや、根底に流れる社会問題をこんなにエンターテイメントにして、更にルックも音楽もカッコよく、人生ベスト級。

ロックが大音量で流れる中、ラストに流れるあの曲に震えて涙止まらず。

公開から40年。青春の輝きと儚さは普遍的なものとしても、社会問題が解決ではなく後退している事に、彼らに申し訳なさも感じる。

みなみ会館:さよなら爆音上映
SHIMA

SHIMAの感想・評価

4.0
2018.03.25 京都みなみ会館で鑑賞。
今月末で閉館する京都みなみ会館さよなら爆音上映3DAYS。
久々の再見だったけど、こんなせつなく余韻を残すラストだったなんてすっかり忘れてた。一つの時代の終わりと新しい時代の始まりを描いた青春映画だったんだね。ケネディが暗殺された63年のブロンクスが舞台ってのがそういう意味があったのかと。リーゼントで50sなロックンロールに夢中のイタリア系不良少年グループのリーダーがナンパした女の子を追いかけた先のコーヒーハウス、窓越しに見たステージではボブ・ディランが「時代は変わる」を歌っていて、移民街から出ていくことを決めた仲間が向かう先が夢のカリフォルニア。

爆音上映は、デジタル化で5.1chになった音を公開当時の2chステレオに近づけた調整をしたそうで、みなみ会館の一昔前の映画館という雰囲気もありタイムスリップ感も味わえ面白かった。
prastic

prasticの感想・評価

4.0
時代の転換の予兆として挿入されるディラン、コーエン兄弟のインサイド・ルーウィン・デイヴィスでも同じことがあった。
ディランが歌うと話の空気がガラリと変わる。まあディランの声によってちょっと含みを持たした陽気な映画っていうふうに強引に青春映画として終わらした感も否めないけど、この散らかり方がこの時の(作中の)アメリカっぽいのかもしれない。
JUSA

JUSAの感想・評価

3.8
ウェストサイドストーリーのような感じ

ゲームをするシーンすごい好き
トマト

トマトの感想・評価

4.0
オールディーズの名曲にのせて繰り広げられる若者たちの青春グラフィティ。
真っ直ぐな友情や思いと心の揺れ動く恋愛、大人との距離感など、そのリアルな描写に熱くなる!
特に、シーンにマッチした選曲と音楽の使い方が実にナイス!

時は1963年。所は米国ブロンクス。
イタリア系ワンダラーズを取り巻くのは、黒人デルボマーズ、中国系ウォンズ、そしてアイルランド系ダッキーボーイズ。おまけにユダヤ系エキゼキューショナーズまで。当然、皆自分たちがNo.1だと主張するよね。

人種別に住み分けてはいるものの、ひしめき合い、牽制し合い、時には抗争(🏈や🎳や👊)へと発展してしまうという、まるで世界の縮図のような様相。

ボブ・ディランの「時代は変わる」は、当時の若者たち、特にリッチーの心情を代弁しているのかな。

日々の生活に追われて忘れていた♪あの日♪あの時♪あの場所♪を思い出させてくれる作品。

原作:リチャード・プライスの小説。
高校のイタリア系派閥であるワンダラーズの仲間がいろんなチームと争いながら成長していくお話
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