口笛を吹けば続々と集まってくる“ワンダラーズ”の仲間達。
リーゼントに揃いのジャケットで連れ立って歩く姿は誇らしげ。
友情、喧嘩、恋愛にまみれた青春の日々。
バカバカしくも思える彼らの、汗ばむような熱気とギラギラした眩しさを感じる。
青春を引きずったままの大人への一歩はどこか切なく、祭りの後のようなラストシーンにしばらく余韻に浸る。
リーダーのリッチー(ケン・ウォール)の甘いマスクには、女子なら目が輝くこと間違いなし。
対立するグループもそれぞれに個性があり、はまり役ばかり。
全編通してとにかく音楽が良い!