にまみれも

その男を逃すなのにまみれものレビュー・感想・評価

その男を逃すな(1951年製作の映画)
3.7
無粋を承知で言うと、「ストックホルム症候群」と呼べそうな映画。

しかし、最初は巻き込まれた家族に同情してたのに、母にも見捨てられ、裏切られ続けてきたため、人を信じられなくなってきたニックにも、段々と同情の念が湧いてくるのは不思議。

ラストでは、ニックは届けられた車に初めて「愛情」の形を実感したのだはないだろうか?