まず、ドラマ版を観ていない人にはちょっとよくわからなすぎる作品なので、観る場合はドラマ版をある程度観てからにするのがおすすめです。つまり、発端となる事件に関する補足的な内容が多い作品なのです。
あれだけ美人で人気者、完璧な女子高校生として当初印象づけられたローラパーマーの、圧倒的な堕落に関するストーリー。
エクソシストのような悪魔的だったり、ドラッグ使用者の精神世界を描いたようなシーンが多く、その境が曖昧なのでかなり難解です。しかしそれがとてもおもしろい。
事件の約1年前に死んでしまったとされるテレサに関する前半部分は多少の蛇足感があるのですが、後半の畳みかけ具合がすごいです。はっきりとはしませんが、指輪が鍵を握っているのでしょうね。
ドナ役はドラマ版から交代していますね。ローラパーマーの父親リーランド役の狂気がやばすぎます。笑
ドラマ版を観た人向けの作品です。
