Ruiさんの映画レビュー・感想・評価

Rui

Rui

アンチグラビティ(2019年製作の映画)

4.0

「ロシアのインセプション」と誰かが言ったとされるSF映画。

ストーリーもおもしろいですが、映像がかなり素晴らしく異世界感たっぷり。「メッセージ」とかと並べても遜色ないぐらい、映像は世界基準だと思いま
>>続きを読む

ビヨンド(1980年製作の映画)

3.2

やりたい放題なスプラッターグロデスクホラー映画。

とにかく演出優先という感じが潔いですが、自分はやっぱりしっかりしたストーリーがほしい...。笑

不思議な村(1972年製作の映画)

3.1

「イウォーク ・アドベンチャー」の監督による映画。辺鄙な村に赴任してきた教師が村の人々の閉鎖的な様子に疑問をもち、その真実に気づく...。

超能力を中心に、扱っているテーマはSF的ですが、内容はとに
>>続きを読む

スカイライン-征服-(2010年製作の映画)

3.0

"こんな視覚効果作れます!"とアピールするかのような映像だらけのエイリアンパニック。悪くない雰囲気ですが、脚本に難あり。

プロジェクト:ユリシーズ(2021年製作の映画)

3.3

ローランド・エメリッヒが関わっているとは思えないほどに地味なのがもったいないけれど、設定はおもしろいと思う。靄が掛かった地球の雰囲気はいい感じ。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.1

やはりこの監督の映画は...本能的に好きになれないところがある。

スナッチャーズ・フィーバー 喰われた町(2014年製作の映画)

4.2

全員が怪しく見えてくるような、素晴らしいSFホラー映画。

とにかく怖がらせてくる演出に徹していて、潔いほどにホラーな雰囲気。「ブレアウィッチプロジェクト」の影はどうしてと見え隠れしますが、とにかく怖
>>続きを読む

デス・スピード(2009年製作の映画)

3.5

レースカーに親友の怨霊が宿り、人を襲い続ける映画。点数はかなり低いけど、全然おもしろかった。

スティーヴン・キング原作の「マングラー」とか「地獄のデビルトラック」が行ける人ならかなり楽しめると思いま
>>続きを読む

パトリック(1978年製作の映画)

3.4

パトリックを愛でる超能力ホラー映画。
植物状態で超能力を使い、人を愛し、愛されることはない、かわいそうなパトリック...。

イノセンツ(2021年製作の映画)

4.1

超能力をテーマにしたノルウェーの監督によるスリラー映画。大友克洋の「童夢」にインスピレーションを受けたとのことで、郊外の団地を舞台にした物語になっています。

大人の知らない、子どもたちにしか分からな
>>続きを読む

FULL METAL 極道(1997年製作の映画)

3.1

「ロボコップ」のヤクザ版。せっかくサイボーグがテーマなのにSF感が不足していて、特に観るべきものではなかった...。

アンドロメディア(1998年製作の映画)

2.3

あのアイドルグループSPEED、そしてDA PUMPが出演したSF映画。

90年代後期にありがちな古くさいサイバーパン感に、全体に漂う超商業的な香り。単純にクオリティーも低く、こりゃあ酷い...。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

60年代と現代を舞台にしたサイコホラー。予想の付かないストーリーがおもしろく、映像も見応え十分だった。

アニャ・テイラー=ジョイの存在感が半端ない...。

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.0

素晴らしい内容で、もっと長く観ていたかった。とにかく80歳になろうかという時期にこの映画を作ってくれたデヴィッド・クローネンバーグ監督に感謝。

ディスタービア(2007年製作の映画)

3.5

サイコキラーをテーマにしたサスペンス映画。

「それはないだろ...」という展開ながらも、映画としての面白さに特化したような脚本が振り切っていておもしろい。あり得ないけどおもしろいから悔しい感じ。笑

π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

4.3

アマプラにリマスター版が上がっていたので視聴。オリジナルを観たのは10年近く前だと思うけど、こんなにすごい映画だったのかと痺れまくった。

前に観た時よりも映画の知識が比較にならないぐらい増えているこ
>>続きを読む

ファウンテン 永遠につづく愛(2006年製作の映画)

3.3

3つの世界が交錯するように描かれる難解SFロマンス映画。どちらかと言えばファンタジー的な内容で、「クラウド アトラス」の原型という感じでしょうか。

不死の探究がテーマということもあって神話めいている
>>続きを読む

ビバリウム(2019年製作の映画)

4.0

不動産屋を訪れたカップルが"ヨンダー"と呼ばれる住宅街に案内され、脱出できなくなる...。

不条理映画が好きな方には超絶おすすめな映画。これが何の映画なのかは観る人が判断すればいいと思う。綺麗なオチ
>>続きを読む

イーグル・アイ(2008年製作の映画)

4.0

いやーおもしろい、最高。
人工知能をテーマにしているので現代社会に寄り添った内容で、カースタントの迫力がすごい。

意図的にスピーディーな展開にしていると思われますが、この辺りは庵野さん関連の「ヱヴァ
>>続きを読む

ザ・メッセージ/アイ・スティル・シー・ユー(2018年製作の映画)

3.0

とある事故をきっかけに、死後の人間が具現化するようになった世界の物語。

普通に観れる内容だったけど、ラストの感動的な雰囲気の曲が大袈裟すぎて台無しに。物語も魅力的とは言えなかった。

ザ・ミスト(2018年製作の映画)

3.3

致死性の霧が広がったパリの物語。ラストは不完全燃焼ながら、中身は良くできていたし好きだった。

フランス映画ということでアンニュイな雰囲気サバイバル映画。

ミッドナイト・スペシャル(2016年製作の映画)

3.1

おもしろくできる材料が揃っているような印象を受けるだけに、ストーリーが最後までぼやけていてちょっと勿体無い感じの映画だった。

ピンク・クラウド(2021年製作の映画)

3.7

近づけば10秒で死に至るピンク色の雲が漂う、パンデミックを描いたブラジルの怪作SF映画。

大人向けなシーンこそ多々ありますが決してふざけた内容ではなく、人生哲学について考えさせられる内向的な内容。コ
>>続きを読む

マッド・ガンズ(2014年製作の映画)

5.0

大部分が砂漠化した近未来のアメリカを舞台にしたSF映画。あくまで「マッドマックス」のように全体が砂漠化した訳ではなく、「インターステラー」ぐらいの世界のイメージなのがミソ。

砂漠とロボットという対比
>>続きを読む

イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たち(2014年製作の映画)

3.9

幼い頃からテレパシーで通じ合っていた2人が大人になってから出会う...。素朴なSFロマンスと見せかけて、なかなかヤバいシーンが多々ある映画。

「エターナル・サンシャイン」もそうですが、優等生と見せか
>>続きを読む

10ミニッツ・アフター(2005年製作の映画)

3.3

「グーニーズ」のショーン・アスティンが主演したSF映画。大した内容ではないのですが、特にラストのあっけなさが素晴らしい。笑

映画にバランスを求める人には一切薦められませんが、良いシーンがあれば楽しめ
>>続きを読む

世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

3.9

エイリアンvs人類というテーマながらB級にならなかったのはすごい。

アメリカ的なドラマ要素も最小限で、かなり好印象。あくまで大迫力の戦闘シーンにこだわった傑作だと思いました。

ボルケーノ(1997年製作の映画)

3.0

溶岩パニック映画。あまり切実さもなく、映画的な感動カロリーが高すぎて全く響かず。

映像もさすがに今観ると厳しい感じがあるし、「ダンテズ・ピーク」のほうが何倍も好き。

地球が静止する日(2008年製作の映画)

3.3

あの古典名作映画のリメイク。

改めて観てみると無理矢理な展開こそあるとはいえ、普通におもしろい部分も結構あると思った。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の「メッセージ」はこの映画を参考にしたのでは、というほ
>>続きを読む

タイムカット(2024年製作の映画)

3.0

ご都合主義なタイムトラベルSF映画。

さすがに設定が甘すぎるし、甘ったるい社会的メッセージがオマケ程度に込められているのが残念。

2024年のiPhoneを2003年に持っていっても電波(2G)は
>>続きを読む

バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.8

「コンクリート・ユートピア」のその後の世界を描いた韓国映画。こちらは娯楽要素満載で、「マッドマックス 2」を意識したポストアポカリプスのゾンビ映画という感じ。

終末世界のハンターに扮するマ・ドンソク
>>続きを読む

CODE 8/コード・エイト Part II(2024年製作の映画)

3.8

電気系・炎系などさまざまな力をもつ超能力者たちが、その能力ゆえに虐げられる...。

続編なのに1作目よりおもしろいという珍しい映画。1作目と違ってNetflix制作ということもありますが、すごくまと
>>続きを読む

コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.8

韓国お得意の(?)限られたシチュエーションで描かれる人間の怖さを描いた映画。

未曾有の大災害により、とあるアパート以外の建物以外が倒壊。住民たちはリーダーを選出し、住民以外の人々の立ち入りを禁じてア
>>続きを読む

ZIPANG ジパング(1990年製作の映画)

3.8

高嶋政宏主演のトンデモファンタジー時代劇。黄金の国ジパングへの扉を開くため、鍵となる7つの黄金の剣をめぐる戦いがはじまる...。

少し馬鹿にしながら観ていると、中盤からシリアスな雰囲気も入ってきてか
>>続きを読む

食べられる男(2016年製作の映画)

4.0

いやー素晴らしかった...。

「サマータイムマシンブルース」を観た方ならお馴染みの本多力が主演。1週間後に宇宙人に食べられることが決定した男の悲しい生活の物語...。とにかく終盤の展開が辛すぎる。
>>続きを読む