Ruiさんの映画レビュー・感想・評価

Rui

Rui

クローン・シティ/悪夢の無性生殖(1979年製作の映画)

3.8

クローン養成所に隠された秘密を描くSFテレビ映画。
テレビ映画ながらも凝った脚本がいい感じですが、ラストがあっけな過ぎる気も。後に映画化される『アイランド』は内容が似すぎていたせいで訴訟問題に発展した
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フランケンシュタイン(2025年製作の映画)

3.7

『2025年に本気出して古典映画を再解釈してみた』という感じ。デルトロさんが監督ということで駄作な訳はないのですが、『シェイプ・オブ・ウォーター』の派生映画のように感じるところが多かった。見た目や出自>>続きを読む

ホンモノの気持ち(2018年製作の映画)

3.9

『ロスト・エモーション』の監督によるSFロマンス映画。
ほぼ人間と同じ存在となったアンドロイドが"シンセ"と呼ばれる近未来を舞台にした切ない恋物語。ユアン・マクレガーはもちろんレア・セドゥがハマり役過
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スティール・ランナー(1988年製作の映画)

3.7

反体制的なロックバンドのシンガーであるブラック・アリスが国を牛耳る大企業OCEANAから危険視された結果、ホログラム化されて封じ込められてしまう。荒廃した未来で偶然実体化した彼は、過去に戻って世界を救>>続きを読む

バイオニック・マーダラー(1982年製作の映画)

3.2

開発中の細胞再生薬によって蘇生した男が関係者を殺しまくる...SFホラー映画。チャック・ノリス主演ですが、とてつもなく地味な『ハロウィン』という感じです。すごく面白い訳ではないのですが、やはり80年代>>続きを読む

バニシング・サブウェイ(1996年製作の映画)

4.0

アルゼンチンのSFミステリー映画。あまり期待していなかったけれど、これは相当におもしろい!地下鉄列車と乗客の消滅にまつわつ謎を調査することになった主人公の物語で、王道なミステリー作品のツボを押さえてい>>続きを読む

SFバイオワールド/女帝国の謎(1983年製作の映画)

3.5

これは結構ド級の下ネタSF映画ですね。ヌードシーンこそ頻出しますが、軽いノリで当然のように脱ぎまくる女性たち...。

設定は秀逸で『26世紀青年』の元ネタかと思います。この手の設定はたどると『猿の惑
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ローラーボーイズ(1990年製作の映画)

3.6

ローラーブレードを履いた武装集団"ローラーボーイズ"をテーマにしたSFアクション映画。意外にシリアスな仕上がりで、もっとローラーブレードのシーンが多くてもよかったかな。しっかりした内容でなかなか楽しめ>>続きを読む

ファイヤーバード2015(1980年製作の映画)

3.1

ガソリン・車の私的利用を禁止した社会を描いたディストピアSF映画。
とにかく車を走らせるシーンしか見どころがほとんどなく、微笑ましい内容。集中して観る映画ではありません。笑

スパイダーヘッド(2022年製作の映画)

3.1

製作費1億ドルで、設定はおもしろいのに惜しい仕上がりになってしまったNetflix映画。お下品アメリカコメディかと思いきや、途中からダークな展開に。と思いきや最後はまたゆるい雰囲気になり、良くない意味>>続きを読む

41(2012年製作の映画)

3.5

日本語版未公開のオーストラリア産タイムトラベル映画。脚本がなかなか練られていて見ごたえあり。

テイク・シェルター(2011年製作の映画)

4.0

『マン・オブ・スティール』,『シェイプ・オブ・ウォーター』のマイケル・シャノンが主演したアメリカのサイコスリラー。

大災害の悪夢に悩まされる男の行動がエスカレートし、災害用シェルターの拡張という脅迫
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オビ、オバ:文明の終焉(1984年製作の映画)

3.6

※英題:O-Bi, O-Ba: The End of Civilization、原題:O-bi, o-ba: Koniec cywilizacji

ポーランドのポストアポカリプスSF映画。
まずはタ
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ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

3.2

やっぱり1作目の感じが断然好きだな...。続編2,3作目は雰囲気が好みじゃなくて、映像としておもしろい場面も少なく感じてしまう。コメディとシリアスのバランスが娯楽映画としてはどうなんだろうと感じた。

ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

いや~食わず嫌いだったけど、『アップグレード』と似た内容と聞いて観てみたら相当におもしろかった。ヴェノムのキャラクター勝ち。映像もすごいしトム・ハーディーが最高ですね。

トラップ(2024年製作の映画)

3.8

"良い父親"を演じるサイコキラーをテーマにした映画。監督のシャマランは今回も絶妙な脇役で出演。なぜか視聴者が犯人に感情移入しているような感覚になる映画で、場面によってまったく見どころが違っておもしろい>>続きを読む

ドローン・オブ・クライム(2017年製作の映画)

3.0

意外におもしろかったですが、もう少し登場人物のストーリーを掘り下げてほしかった。CIAの委託先からのドローン操作が他国の民間人虐殺に繋がっている...というテーマなのもあり、あまりにも勧善懲悪的過ぎた>>続きを読む

バトル・ドローン(2018年製作の映画)

3.0

思ったよりおもしろかったですが、アンテナを小型の拳銃で撃ちぬく場面で萎えてしまった。笑 銃を撃つときの音がチョボチョボしていたのが新鮮。

惑星アルカナル/宇宙からの使者(1990年製作の映画)

3.9

『神々のたそがれ』と同じストルガツキー兄弟の原作を基にしたソ連・西ドイツ・フランス・スイス合作のSF映画。こっちのほうが個人的に好きで、SF色が強く、ストーリーも娯楽的に観れる印象です。宇宙の関連の描>>続きを読む

アザーライフ ~永遠の一瞬~(2017年製作の映画)

3.0

ナノテクを駆使してプログラムされた点眼薬を使って仮想現実を生みだす...という変わった設定のSF映画。せっかく面白そうな設定なのに、おそらくサンドラ・ブロックが主演した『ザ・インターネット』を参考に製>>続きを読む

ワールドエンド・サーガ(2018年製作の映画)

2.6

ポストアポカリプスでの女性2人のロードムービー。『ナイト・オブ・ザ・コメット』と近い設定。

雰囲気は悪くないですが、"雰囲気系SF映画"が好きな自分としてもあまり楽しめなかったです。簡単に言うと当た
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ジュ・テーム、ジュ・テーム(1968年製作の映画)

3.9

『去年マリエンバートで』のアラン・レネ監督作品。この時代のフランス映画でSFジャンルの作品はあまりないと思うのですが、そんな中でもかなりの見ごたえあり。

タイムトラベル実験失敗というテーマのせいでシ
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INFINI/インフィニ(2015年製作の映画)

3.0

『イベント・ホライゾン』感がすごいオーストラリアのSF映画。低予算のため工場で撮影されたそうです。ちゃんと観たら意外におもしろそうな気もするので、もう一度観てみます。

スプートニク(2020年製作の映画)

3.3

エイリアンをテーマにしたロシアのSF映画。
かなり既視感のある設定ですが、アメリカ的な派手さはなくしっとりと落ち着いた雰囲気。なんとなく観るタイプじゃなくて、しっかり味わう系だと思うので、もう一度ちゃ
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ファントム(1998年製作の映画)

3.0

せっかくのおもしろそうな設定がもったいない。期待はずれだったかな...というのが正直なところ。

DEBUG ディバグ(2014年製作の映画)

2.0

酷い...映画への愛情を感じられない、残念なパターンの低予算シチュエーションスリラーだった。

アトラクション -制圧-(2017年製作の映画)

3.8

かなり気合いの入ったロシアのSF映画。相変わらず映像はすごいし、テーマは壮大。悪役の行動にも明確な理由があるし、脚本も文句なし。愛をテーマにしていることもあって観やすい。

続編を先に観てしまったので
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アトラクション -侵略-(2020年製作の映画)

3.7

こっちが続編だったのか...順番間違えてしまった。笑
それでもおもしろかったし近年のロシア映画の映像は本当にすごい。音楽もセンスあってよかった。

ディストピア 2043 未知なる能力(2021年製作の映画)

3.1

酷い邦題はどうにかしてほしいですが、原住民族的な要素もあって独特な内容だった。ドローンを登場させるなら、そこはファンタジックにしてほしくなかったかなあ。ラストが中途半端であっけなかったのがもったいない>>続きを読む

ディストピア2049(2017年製作の映画)

1.6

ストーリーテリングが最悪レベル。誰が何を企んでいるのか、どんな気持ちでの行動なのか、などが全く分からないまま終盤に突入したので観るのをやめてしまった...

アビゲイル クローズド・ワールド(2019年製作の映画)

2.9

序盤の雰囲気や映像はよかった。単純に内容がおもしろくなかった...。
あとは、英語のセリフはおそらく吹き替えだと思うのですが、ロシア映画っぽさが無くなってしまっている感じがする。オリジナル音声で観てみ
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

3.6

彗星衝突の危機を迎えた地球をテーマにしたSF映画。科学考証的にはめちゃくちゃだと聞いたことがあります。

それはさてとき、スピルバーグが関わっていることもあって家族愛を中心としたドラマ要素が盛りだくさ
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