Ruiさんの映画レビュー・感想・評価

Rui

Rui

アイ・アム・ナンバー4(2011年製作の映画)

3.4

選ばれし9人のエイリアンが地球で人間として暮らしているという設定の、青春×超能力といった感じのSF映画。「ハンガーゲーム」を代表とする、いわゆるヤングアダルト小説が原作ですが、あの手の映画特有の軽さは>>続きを読む

素敵な相棒〜フランクじいさんとロボットヘルパー〜(2012年製作の映画)

3.7

まったりしたSFかと思いきや、意外にアグレッシブなところもあるのが意外で好印象。設定には意外性は無いかもしれませんが、元宝石泥棒というおじいさんの人物設定がおもしろく、かなり楽しめました。

コリドー(2010年製作の映画)

3.5

スティーヴン・キング、特にドリームキャッチャーが好きな方はある意味必見。単なるパクりといった下品な感じは無いので、これはこれで好きです。

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.1

とても挑戦的で、リアルな近未来を想像させる映画。超社会派な内容ですが、こういった映画はありそうでなかった。銃声の音響は圧巻。

アメリカの大統領選にも影響があると思うので、今後のアメリカに注目したいで
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ファイヤーウォール(2006年製作の映画)

3.0

ハリソン・フォードも出ているし、お金が掛かっているので映画としての体裁は整っているけれど、脚本が酷い。

緊張感はなく、アメリカらしい派手な展開に終始しているのが残念なところ。

サベイランス -監視-(2001年製作の映画)

3.9

Microsoft社を巨悪に見立てたスリラー映画。オープンソースソフトウェアについても少し触れられています。

あり得ない話だけど振り切っていておもしろい。もしビル・ゲイツがとんでもない悪人だったら.
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トラブルボーダー(1997年製作の映画)

3.3

ハッカーを主人公とするからには、もう少しハッキング関連のシーンを増やしてほしかったかなあ。「ホームアローン」を土台にした「ダイ・ハード」といった感じで、映画としては娯楽的に楽しました。

ザ・インターネット(1995年製作の映画)

3.3

若きサンドラ・ブロックが主演したスリラー映画。普通に観れる内容ですが、もう少しインターネットやコンピューターに焦点を当ててほしかった。

サイバーネット(1995年製作の映画)

3.8

若きアンジェリーナ・ジョリーがヒロイン役。SFではないけれどサイバーパンク映画のようなおもしろさがあって、90年代の空気感を思い出させる傑作。

スーパーノヴァ(2000年製作の映画)

2.8

製作がうまくいかず、まさかのフランシス・フォード・コッポラが最終的に監督をつとめた残念宇宙SF映画。

「エイリアン」シリーズのウォルター・ヒルが途中まで関与していたこともあるのか、宇宙船内パニックと
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ネットワーク(1976年製作の映画)

3.8

あまりにも今の時代を予見していたような、テレビ局が視聴率によって倫理観を失っていく物語。過激な演出はまるで中毒性のあるドラッグのようで、扇動する司会者はドナルド・トランプと同じような手法で無知な市民に>>続きを読む

未来戦士スレイド(1987年製作の映画)

3.3

マッドマックス2から直で影響を受けまくったポストアポカリプス映画。アメリカ・フィリピン合作という珍しい作品。

とにかく車のデザインのマッドマックス感がすごい。意外にまったりしていて、スローなマッドマ
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スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!(1986年製作の映画)

3.3

任天堂初のアニメ作品と言われている貴重な一作。現在と設定が違う箇所もかなり多く、プロトタイプ的でおもしろかった。

ザ・ダーク(1979年製作の映画)

3.2

強引な展開、強引な映像、強引なナレーション...酷評される理由はよく分かりますが、自分は好きです。

とにかく雰囲気が好きなのですが、なんといっても目からビームを放つエイリアンが見どころ。チープさが極
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異次元へのパスポート(1980年製作の映画)

3.6

物語はいったん置いておいて、とにかく特撮が色々な意味ですごい映画。

チャールズ・バンドが関わった映画ということで、デヴィッド・アレンのストップモーションが炸裂。こちらはチープなおもしろさがあります。
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未来戦記(2022年製作の映画)

3.3

映像の頑張りを感じるSFアクション映画。

大気汚染によって地球がドーム上の浄化施設で覆われるようになった近未来。ドームの建設場所に隕石が落下し、そこから植物エイリアンが現れて人を襲い始める...
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REBEL MOON — パート2: ディレクターズカット(2024年製作の映画)

3.9

それぞれキャラクターが掴みきれないまま進んだパート1も良かったけど、それとはだいぶ違う良さがあった。このパート2で人物描写に時間を割いているのは斬新。

ディレクターズカット版ということでグロテスクな
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REBEL MOON — パート1: ディレクターズカット(2024年製作の映画)

3.9

まさに大作といった感じの、Netflixで配信されているスペースオペラSF映画。ダークファンタジーな雰囲気で「七人の侍」を宇宙でやったような感じですが、かなりの奮闘を感じます。

このディレクターズカ
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スペース・ライン(2012年製作の映画)

2.8

宇宙エレベーターの開発競走をテーマにした映画。テーマ自体はオリジナリティーがあって悪くないと思う。

宇宙の描写は特にないし、宇宙エレベーターもどこいった?という感じ。このメチャクチャさを楽しめるかど
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リアクター(1978年製作の映画)

2.0

眠くなる宇宙映画。いっそのこと、もっとスターウォーズっぽくして欲しかった...。

オキシジェン(2021年製作の映画)

3.7

低温カプセルの中を舞台にしたNetflixのSFスリラー映画。

こういったシチュエーションは超低予算映画でよく使われますが、この映画はチープな感じもなく物語も大きく広がっていくという、脚本が光る内容
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パラダイス 人生の値段(2023年製作の映画)

3.1

Netflixで配信されている、優生思想と資本主義の行く末を描いたようなドイツのディストピアSF映画。イオン社による、人生の一定期間を売ってお金にするシステムがメインテーマ。

海外サイトでも散々言わ
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月影の下で(2019年製作の映画)

3.6

そつなく楽しめる、Netflix配信の佳作SFクライム映画。いわゆるどんでん返し的な内容は「プリデスティネーション」を彷彿させます。

綺麗な構成になっているので好き嫌いは分かれると思われますが、個人
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マザー/アンドロイド(2021年製作の映画)

3.3

アンドロイドが反乱した世界を描く、クロエ・グレースモレッツ主演のSFスリラー映画。

パニック映画的な要素が強すぎるのと、アンドロイドがなぜ反乱したのかなど設定をもっと詰めて欲しかったところはあります
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ルシッドドリーム/明晰夢(2016年製作の映画)

3.1

韓国らしい、可もなく不可もないSF映画。

明晰夢へ入り込む装置を使って事件の手がかりを掴もうとするストーリーで、まさに韓国版インセプションですが、本家のようなスケール感やクオリティーはありません。

フォーガットン(2004年製作の映画)

3.3

ある日、かつて亡くなった息子の記憶や情報が周囲から無くなってしまい、自分だけが息子のことを覚えていたために狂人扱いされる...という内容。

陰謀的なトンデモSFスリラー映画として、普通に楽しめる内容
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コミュニオン/遭遇(1988年製作の映画)

3.6

は〜
色んな意味でおもしろかった。笑

宇宙人との接近遭遇の体験談を基にしたベストセラー本からの映画化で、クリストファー・ウォーケンが主演。

宇宙人の造形はお粗末で、出てきた瞬間笑います。時折ふざけ
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アトラス(2024年製作の映画)

3.1

ステレオタイプな近未来的SF映画で、どこかで見たような設定が満載。アメリカ的なノリで、AIを連呼する内容に疲弊...。笑

安っぽい音楽もマイナスポイント。
ロボット、アンドロイド、AI...こういっ
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テラービジョン(1986年製作の映画)

3.3

エンパイアピクチャーズ製作の、とてもアメリカらしいおバカコメディ演出がされているカルトSFホラー。期待せずに観るべし。笑

Wolf's Hole(英題)(1987年製作の映画)

3.7

スキーのワークショップとして雪山のロッジに集められた若者たち10人と、それを引率するインストラクター3人。しかし数えてみると若者たちは11人いた...という設定。この辺りは萩尾望都の『11人いる!』と>>続きを読む

THE WILD BLUE YONDER(2005年製作の映画)

3.4

この監督らしいアイデアは素晴らしいですが、中身は超低予算映画的。でも、アイデアさえあれば自分にも映画は撮れるんじゃないか...そんな風に思わせてくれる作品。

まさか南極ダイビングの映像を別の惑星の描
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アポロ10号 1/2: 宇宙時代のアドベンチャー(2022年製作の映画)

4.1

ロトスコープを大々的に使用した、前衛的な手法ながらも中身はととも見やすい、素晴らしいアニメ映画。

60年代なんて自分は経験もしていないし、雑に想像するしかないほどに遠い時代ですが、それでもノスタルジ
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ダスト・ウォーカー(2019年製作の映画)

2.5

既視感のある内容。思っていたより毒はない感じだった。

WAX/蜜蜂テレビの発見(1991年製作の映画)

3.5

うわああ...
ある意味、今まで観た中で一番ヤバい映画かもしれない。笑
ウィリアム・バロウズも少しだけ出演していて、90年代初期特有の映像遊びが満載。

"メタメタ"な内容でドラッグムービー的だけど、
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