青猫さんの映画レビュー・感想・評価

青猫

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SF映画のことばかり。

映画(298)
ドラマ(19)

スペースキャンプ(1986年製作の映画)

4.0

入手困難で観れていなかったけれど、偶然安く手に入れたのでやっと観ることができた。

NASAが開催する未来の宇宙飛行士養成のためのプログラム"スペースキャンプ"に集まった少年少女達。しかしスペースシャ
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インソムニア(2002年製作の映画)

4.0

クリストファー・ノーラン監督初期の作品。どうかなと思っていましたが期待以上でした。配役の妙が光ります。

とにかくアル・パチーノの名演につきると思います。白夜の田舎町で不眠症になり、犯人に追いつめられ
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フィラデルフィア・エクスペリメント(2012年製作の映画)

2.9

「フィラデルフィア・エクスペリメント」のリメイク版。こちらのバージョンにジョン・カーペンターは一切関わっていません。

いわゆるリメイクっぽい低予算、CGでなんとかした感は否めず。要所はセオリー通りに
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スローターハウス5(1972年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦中のドイツ、現在、トラルファマドア星を行き来するタイムトラベルSF。原作はカート・ヴォネガット、監督はジョージ・ロイ・ヒル。

トラルファマドア星には過去・未来・現在の概念がなく、宇宙が
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ザ・セル(2000年製作の映画)

3.8

とても現代的に、かつ精密な構造をもったSFサスペンススリラー映画です。患者を治療しようとする精神科医のキャサリンと、猟奇殺人犯を追うFBI捜査官ピーターの異なるストーリーが交錯していく脚本は見事。>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.5

ホラー映画ではありません。ジャンルにするとヒューマン・ファンタジー(隠し味としてSF)映画でしょうか。

セリフはとても少なく、ゆっくりと長回しのシーンがつづき、幽霊と共に独特の雰囲気を醸し出す斬新な
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地球に落ちて来た男(1976年製作の映画)

3.9

デヴィッド・ボウイ主演、彼のために作られたようなSF映画。映像としてもそうですが、音楽もやっぱりすごくかっこいいです。

水不足の惑星から家族を置いて地球に降り立った異星人にまつわるストーリー。

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サスペリア(1977年製作の映画)

4.1

古典ホラーの傑作。イタリアのバンド、ゴブリンが奏でるエクスペリメンタルな音楽が大きな要素となっています。そして緑・赤など照明の色もこの映画の見どころ。

盲目のピアニスト、怪しく醜い従業員など強烈なキ
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クリスマス・クロニクル(2018年製作の映画)

3.7

プロデューサーに「ホーム・アローン」、「ハリー・ポッター」シリーズ等の監督クリス・コロンバス。「グレムリン」の脚本も書いていて、まさにクリスマスを知り尽くした男ですね。笑 サンタクロース役としてカート>>続きを読む

セレニティー(2005年製作の映画)

3.7

1シーズンで打ち切りになったSFドラマ「ファイヤーフライ宇宙大戦争」を映画で完結させた作品。

まず、ドラマを観ていない人はそちらから観てほしい。(素晴らしい出来です!)観ていない人には不親切な映画な
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サイン(2002年製作の映画)

3.6

ミステリーサークル・UFO・宇宙人などかなり直接的なB級エイリアン映画で、終盤までは演出を楽しみつつも正直すこしバカにして観ていたのですが...ラストへの畳みかける展開に不覚にもグッときてしまいました>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

4.0

「アンブレイカブル」の続編として同じ世界線でつづくストーリーは、23の人格を持つ男による誘拐事件からはじまります。

これはきっとシャマラン監督なりのスーパーヒーローシリーズなんだと思う。今回は悪の側
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ビートルジュース(1988年製作の映画)

3.6

「ロボコップ」の警備ロボットみたいな動きで変形していく人の姿や、奇人ビートルジュースのキャラが特徴的なティム・バートン監督の色が炸裂するコメディ映画。

同時期に作られた「バットマン」のジョーカーと、
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.8

M・ナイト・シャマラン監督作品。「シックス・センス」に続きブルース・ウィリスが出演しています。サミュエル・L・ジャクソンもさすがの存在感。

アメコミのトリビアを映しだす場面から映画がはじまり、なんの
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サイレント・ランニング(1972年製作の映画)

3.7

「2001年宇宙の旅」などのSFX技師としても知られるダグラス・トランブル監督作品。地球に存在しなくなった植物を宇宙船で育てる任務を背負った学者と人格をもったロボットの話。

とにかく宇宙船・ロボット
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.9

"スキャナー"と呼ばれる、ある特殊能力をもった人々の話わ彼らには人々の思考が声となって聞こえ、テレパシーのような力で人を操ることができる。デイヴィッド・クローネンバーグ監督作品。

スキャナーが能力を
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ラスト・ワルツ(1978年製作の映画)

4.0

「この映画を上映する時は音を大きくしてください!」

たまにはSF以外のものを...下高井戸の劇場で鑑賞したマーティン・スコセッシ監督作品、THE BANDのライブドキュメンタリー映画です。

ジョニ
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A.I.(2001年製作の映画)

3.8

スティーブン・スピルバーグ監督作品。「E.T」や「未知との遭遇」を彷彿とさせるセルフオマージュ的なシーンもあり、はたまた「マッド・マックス」的な近未来の悪い奴らも登場。

愛という感情をもった人工知能
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アンダー・ザ・スキン 種の捕食(2013年製作の映画)

4.1

ジョナサン・グレイザー監督、スカーレット・ヨハンソン主演作品、タイトルからのイメージをいい意味で裏切る映画でした。邦題が悪いシリーズでトップクラスにランクイン決定です。

男を誘惑し、次々に"捕食"し
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13F(1999年製作の映画)

3.9

「インデペンデンス・デイ」、「スターゲイト」などで知られるローランドエメリッヒ監督作品。

"ある重大な事実"を知った男、フラーが殺されてしまう。その部下であるダグラスはフラーのつくった過去を再現した
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タイムマシン(2002年製作の映画)

3.3

娯楽要素満載のSFタイムトラベル映画。

失った彼女を救うために過去に戻るも、ことごとく失敗。その答えを得るために研究者は未来へ。

タイムマシンはSF作品の定番中の定番のため、脚本的には特筆するとこ
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ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

4.0

"火曜日はソイレントグリーンの日"!

食料不足、人口過多、失業者の圧倒的増加、砂漠化、大きな貧富の差、などが蔓延る2022年のアメリカ。教会には行き場をなくした人々が山のように集まる。食料供給はある
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ぼくらと、ぼくらの闇(2017年製作の映画)

3.9

原題は"Super Dark Times"。"超暗黒時代"といったところでしょうか。

度を超えて下品な中学生らしい会話が繰り広げられる前半パートからはじまり、事件が起きてから終盤までは少年達の焦燥感
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.8

"それ"がどこまでも追いかけてくるホラー・スリラー映画。"それ"はゆっくり歩いてくる。"それ"に捕まったら殺される。"それ"はある方法によって他人にうつすことができる。"それ"は正体不明。

音楽と映
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バットマン(1989年製作の映画)

3.8

ブルースウェイン役にマイケルキートン、ジョーカー役にジャックニコルソンを配したティムバートン監督作品。

バットマンのおもしろいところは政治的な思惑のある争いがあるところだと思う。ジョーカーは街の人々
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ミュート(2018年製作の映画)

3.7

舞台は近未来のベルリン。「ブレードランナー」を下地にした世界観ですが、外見からの荒廃した雰囲気は少なめで、色味などにも美しさを感じる街並み。「月に囚われた男」と同じ世界観という設定だそうです。

幼少
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SF/ボディ・スナッチャー(1978年製作の映画)

3.9

"よくわからないけれど、夫が別人なの"という女性の話からはじまるストーリー。「ライトスタッフ」のフィリップ・カウフマン監督作品。

植物を媒介にして人間の複製をつくり、増殖していく地球外生命体。身の回
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ブレインストーム(1983年製作の映画)

3.9

"ブレインストーム"は記憶・感情・思考などを実体験できる、言うなれば進化したVRのような装置。死にゆく際のリリアンが記録したデータの入ったテープを再生しようとするマイクに起こることとは...。

まず
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レミニセンティア(2016年製作の映画)

3.5

日本人監督による、"ロシアの"SF映画という意欲作。人の記憶を消せる能力をもった作家が主人公。

作家の頭のなかを駆けめぐるようなストーリー。現実か、虚構か、並行世界なのか?
人間の記憶や認識に関する
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ひそひそ星(2015年製作の映画)

3.8

日本では大変希少な、宇宙を舞台にした実写SF映画。園子温監督作品。

人工知能が8割を占め、人間は絶滅種に認定された世界。ひそひそしゃべる配達アンドロイド"鈴木洋子"と壊れかけの人工知能の会話で物語は
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.8

英語・字幕なしで観た後にあらすじを追うといういびつな方法で鑑賞しました。(点数は一応参考外としてほしいです。)

モノクロ写真を連続して映し出すフォトロマンという手法の映画。SF映画ながらも、タイムリ
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

3.7

ジャレッド・レトの澄んだ瞳が印象的な映画。死ななくて済むようになった人間社会で、最後に死ぬ人間は思い出を語る。その物語は終盤までパラレルワールドの応酬のような形で続きます。

人の選択によって大きく変
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あやつり糸の世界(1973年製作の映画)

4.2

未来研究所の研究者フォルマーが開発した"シミュラクロン1"という機械により、擬似的に作り出した人たちの住む仮想世界を監視・研究し、未来を予測することが可能になった。仮想世界には現実世界との連絡係が存在>>続きを読む

エクスプロラーズ(1985年製作の映画)

4.0

「グレムリン」のジョー・ダンテ監督作品。夢に出てきた回路図を基に宇宙船をつくり、宇宙へ旅立つ話。(まず設定が最高!)

メンバー構成は冒険心溢れるSF好き少年・オタク気質な科学者少年・天邪鬼な少年の3
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カンパニー・マン(2002年製作の映画)

3.3

その都度名前や環境が変わり、混乱に陥る雇われ二重スパイの話。「CUBE」のヴィンチェンンゾ・ナタリ監督。

ところどころかっこいいデザインの世界観だったりする。映像の質感も独特。
しかしちょっと演出と
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2001年宇宙の旅 新世紀特別版(1968年製作の映画)

4.5

IMAX版、公開終了ギリギリで観ました。

さまざまな物の造形や映像、音でどこまで心理的効果があるのかを映画という媒体で極限まで高めた作品だと思います。

序盤、人間の先祖によるはじめての【戦争】が起
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