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いろは
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いろはの作品紹介

いろはのあらすじ

将来が見えず、今の自分にどこか納得できないまま長崎・佐世保市の実家で暮らす22歳の伊呂波(いろは)。 ある日、5年ぶりに姉・花蓮が帰ってくる。自由奔放で恋愛体質、いつも大胆に人生を選んできた姉。しかし彼女が抱えていたのは、「妊娠した。でも父親が誰かわからない」という現実だった。心当たりは三人の男たち。自意識過剰な御曹司、バツ2のワケアリおじさん、借金を抱えた大学生5年生。どの関係にも“愛”とは言い切れない曖昧さが残っている。半ば強引に父親探しへ同行させられた伊呂波は、姉とともに長崎の各地を巡る旅に出る。 なぜ姉は、傷つくと分かっている恋を繰り返してしまうのか。旅のなかで伊呂波は、恋愛の裏側にある孤独と承認欲求、そして強く見えていた姉の本当の姿を知っていく。そして、男性に会うにつれ、伊呂波が抱える劣等感も浮き彫りになっていき――

いろはの監督

横尾初喜

原題
公式サイト
https://iroha2026.com/
製作年
2026年
製作国・地域
日本
上映時間
94分
ジャンル
ドラマ青春
配給会社
BLUE.MOUNTAIN

『いろは』に投稿された感想・評価

3.5
公開記念、舞台挨拶回鑑賞
川島鈴遥、森田想、鶴田真由、遠藤久美子、横尾監督登壇


何があってもやっぱり姉妹


妊娠したお姉ちゃんの妹との父親探し
赤いローバーに乗った姉妹二人のロードムービー、とても面白かったです
父親候補に現れる男連中がみんなクソ
酷すぎてサイコー笑えました

川島鈴遥ちゃんと、森田想さん、二人の姉妹が素晴らしく良かったです!

大好きな森田想さんの熱演が堪能出来て幸せでした


https://youtu.be/mZZeOxBOt-0?si=2zFtbjOuhuqrG40B
姉妹による立場逆転ロードムービー。これは面白かった。

内向的で実家暮らしを続ける妹(いろは)と、社交的で一人暮らしの姉(かれん)。序盤はそんな妹を外の世界に連れ出そうとする姉に感情移入します。ところが旅が進むと…次第に妹の方が常識人に思えてくる。


妊娠中である姉は、おなかの中の子が誰の子かが分かっていません。そんな父親探しの旅に連れ出された妹は、価値観がまるで違う姉&その恋人たちとケンカをしまくります。実家で自堕落な生活を送っている自分の事を棚に上げて激怒する妹・いろは。その「自分を棚に上げている」ことを彼女自身が自覚しているのがこの作品のポイント。自己矛盾に苦悶する姿を主演:川島鈴遥が好演してますね。タイトルの『いろは』の通り、この主人公の視点で映画を観ると面白いです。「正・悪」を理解していながら人生を歩まなければならない点においては、瀧内公美主演の傑作『由宇子の天秤』が少し頭によぎりました。


上映館が極端に少ないのが残念ですが、これはお勧めしたい一本。機会のある方はぜひスクリーンで。
3.8
「おいしくて泣くとき」の横尾初喜監督の最新作。主演は、「ある船頭の話」の川島鈴遥。長崎を舞台に妊娠した姉とその父親探しに巻き込まれた妹の旅を描いたロードムービー。

主演の川島鈴遥さんはテレビドラマで顔を知っているくらいだったが、姉を演じた森田想さんは、「辰巳」という作品で印象的な役を観てからずっと気になっていた。監督の「おいしくて泣くとき」も心に残る作品だった。

将来が見えず実家で暮らす22歳の伊呂波・いろは(川島鈴遥)の元に5年ぶりに奔放な姉花漣・かれん(森田想)が帰って来る。「妊娠したけれど父親が誰かわからない」と告白した姉に強引に頼まれ、2人は父親探しの旅に出る。御曹司・DV気質の年上男性・借金を抱えた頼りない年下の大学生。父親候補の3人はどれもクズ男でどうしようもない。何故傷つくとわかっている恋愛を姉は繰り返しているのだろう。伊呂波は、自由奔放で大胆に生きていた姉が本当は寂しがり屋で孤独な上に、承認要求が強いあまりに自分を見失っていることを知る。そしてまた伊呂波も恋愛をしないことで傷つくことから逃げていた自分に気付く。等身大の姉妹の絆と揺れ動く自己肯定感がリアルに描かれている。

実家に居座って何かにつけて面倒くさがる暗い妹と明るくて人当たりが良いが問題を抱えている姉。伊呂波と花蓮の対照的な姉妹を川島と森田がそれぞれ印象深く好演している。強いと思っていた姉が自分と同じ弱さや危うさを抱えていることを知り、「自分らしく生きる」ことを見つめ直す伊呂波だった。

監督の出身地である長崎県佐世保市が舞台。美しい海沿いの街、坂の上から見る絶景、歴史ある街並みは姉妹の心情を優しく包み込み、心に響いた。

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