ここにーる

大統領の陰謀のここにーるのレビュー・感想・評価

大統領の陰謀(1976年製作の映画)
4.0
『新聞記者』が日本アカデミー賞を取ったのは驚きだったけど、その44年前の作品。ニクソンやウォーターゲート事件なんてすっかり古新聞になっちゃったけど、今にも通ずる取材のイロハが全部これに詰まってる。夜討ち朝駆け、名簿の住所をローラー作戦でつぶし、電話かけまくり、嗅覚を多方向に向け獰猛な目で標的(不正)を追い込んでいく痛快さ。ワシントンポスト紙の二人の記者役レッドフォード、ダスティン。こんなカッコいいはずはなかっただろうが。