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劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼のmatchypotterのレビュー・感想・評価

3.4
平成ライダー、6人目、仮面ライダー響鬼。
鬼の力で変身するライダー。細川茂樹。

この劇場版、何気に豪華。
ちょこちょこ、あ、この人、見たことある、の人もたくさんいるし、小泉孝太郎、ナッチの妹安倍麻美もいる。塚地も、、、こんなちょい役アリなのか。

森絵梨花、好き。
もともと「あっぱれさんま大先生」に出てて、モデル出身なのかな、この透明感、japanese beautyって感じ。

この響鬼は、鬼の力を借りて、魔化魍と呼ばれる妖怪的な魑魅魍魎を倒す。
そして、人から疎まれる鬼という存在でありながら、人を信じ、人が道を踏み外さないように影で人を支える。

この劇場版では、魑魅魍魎の代表格“オロチ”と戦うわけだが、現在の響鬼と、過去の響鬼が同じ“オロチ”と戦う。

ちょっとその辺の説明が不足してて、過去の戦いも、オロチ側の敵は何なのかとか、何で現在に“オロチ”が蘇ってるのかとか、「?」はある。

あるけど、この過去の方の話は、鬼でありながら桃太郎みたいな、まさに『七人の侍』的な。

鬼として各地で魔化魍と戦ってたり、引退してたり、違う職業してたりする7人のライダーが揃う。

これはこれでなかなか圧巻。
この響鬼は、ライダーがそれぞれ和をモチーフにした楽器で変身するので、7人ともインパクトと破壊力があって、なかなか賑やか。

彼らが集まって、強くなるかと思いきや、いざこざがあったり、人からはその分強烈に迫害されたり、それはそれですんなりいかない。

色んな要素があって、結局すべてが現代のその響鬼の“新たなフォーム”のための布石みたいなところはあるけど、響鬼らしい歴史観があって雰囲気もある。

家屋もめちゃくちゃ燃えてたし、細川茂樹含めて結構CGだけに頼らず、体張ってて力強さを感じるのがこの、6人目、響鬼。
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