このレビューはネタバレを含みます
前半あまりの痛い状況に気持がふさぐふさぐ・・・ 主人公のプレシャスの、外の世界への閉ざされた心もまた悲しい。
EOTOで、自分自身の居場所を見つけ、少しづつ心を開いてきてからのプレシャスの場面に、急激な光のコントラストで息をのみました。 あのAIDS陽性を知った後の、プレシャスの「WHY ME?」というノートの一文と、思いを激しく告白する時の凄まじさときたら・・・・年のせいもあって、涙腺緩みっぱなしの私は号泣しちゃいました。
一人の人間が成長していく姿というのは、もうそれだけで物語になりますね。