負のスパイラルと言うかなんというか…
ここまでの不遇はなかなかないわぁ
話の続きが気になる終わり方
いい方にも悪い方にも想像出来てしまうから
『自分』という存在を無条件で受け入れてくれる存在と言えば普通は『家族』なんだけど
その家族からの精神的・性的・身体的虐待という過酷な状況の16歳のプレシャス
母を嫌ってはいるものの 完全否定は出来ない彼女は 辛い事があると現実逃避で妄想にふけるんだけど 妄想の中の彼女はパーフェクト
母も優しい言葉をかけてくれる
このギャップが観ていて切なくなります
そんな彼女でも前向きになれたのは ありのままの彼女を受け入れてくれる人の存在
あなたはあなたのままでいと言ってくれる人の存在
不幸の中で見つけた幸福とでもいいましょうか
どんな時でも行動次第で道は開けるなぁと…
常に苛立ち欲求不満の毒母役コメディアンのモニークが見事でした
全くオーラのないマライア・キャリーやなんかかわいいレニークラヴィッツも見所