夏目誠也

マイ・ライフの夏目誠也のレビュー・感想・評価

マイ・ライフ(1993年製作の映画)
3.5
特別なことをしなくても、何気ない日常が想い出であること。死を悟ると改めて気づかされる。限られた人生を生きる今を味わいつつも記録として、ちゃんと残しておこうと思った。いかに生きた証を残すか。

記録といえば日記だよね。日記を習慣づけてから3年以上経つのかな。日記は積もれば積もるほど見えないはずの時間が可視化されたようで、自分の歴史を感じられる。書いた日記を見ると過去の悩みなんて本当にちっぽけだし、当時「自分は持っている」と思っていたことが今思えば「大したもの持ってなかったじゃん」と思える。成長したなと感じられる瞬間。日記は本当におすすめ。

幸せな時に不幸は容赦なく襲ってくる。時には家族とぶつかり、愛し愛され、病に侵されながらも、最後まで家族を想い生きる泣けるお話。

見所はない、でも、なんか観れる。
主人公の華が無さすぎて飽きそうだった。妻が美人すぎなのもアンバランスで気になってしまったけど、観ると考えさせられるものもあるので、おすすめです。
夏目誠也

夏目誠也