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沓掛時次郎のありがとうのレビュー・感想・評価

沓掛時次郎(1961年製作の映画)
4.1
これはもう「時代劇の必修科目」ですなあ。ですなあ。雷蔵はあっさりモノにしているけれど、よくよく考えるとこの時次郎役って難しいよね。ビジュアルだけでも、腕が立つだけでも駄目なんだ。こういう総合点の高いイケメンのことを何と呼べばいいんだろう。うーん。そして東宝・新珠三千代。意外とこの女優さん、調理方法が難しい。料理人つまり監督の力量がもろに出る。その代わり、ハマったときの存在感たるや、もう。セリフ以外の謎の色気の説得力よ。戦後の東宝宝塚の層の厚さはマジ凄い。
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