なるほど、これは和製のピカレスク・ロマン(悪漢小説)だ。 この手のものは話の筋よりも、人物がいかに魅力的かが重要にな…
>>続きを読む《眠狂四郎の剣が冴える》 〝やめろ。俺に剣を抜かせるな。抜いたらうぬら命はないぞ!〟〝だまれ。眠狂四郎の円月殺法しかと…
>>続きを読む志摩半島の西南端にある小さな港町に、嵐駒十郎一座が久方ぶりにやって来る。座長の駒十郎を筆頭に、すみ子、加代、吉之助など総勢15人は、知多半島一帯を回っている一座だ。この土地には、駒十郎が3…
>>続きを読む「俺の娘だ。ここで殺された」 始まりの車の中の映像からサスペンスがいかにもという程匂ってくる。幼い娘を殺された男の復…
>>続きを読む京都の祇園では名の知れた芸者・美代春のもとに、落ちぶれた商家の娘・栄子が「舞妓になりたい」と転がり込む。美代春は栄子の一途な願いに根負けし引き受けることを決意するが、一人前の舞妓にするには…
>>続きを読む記録用 溝口健二監督作品。 脚本:依田義賢。 溝口健二信者であるゴダールが言う「力と輝き」。 1度目は主人公…
>>続きを読む三島由紀夫の代表的小説「金閣寺」をもとに市川崑監督が映画化。 三島の小説は実話に基づくフィクションであり、本映画も三島…
>>続きを読むヤバいヤバい!! 渥美マリさんの代表作だ!これは!! エロじゃないか!と言われる作品ですが断じてエロではありません!…
>>続きを読む昭和30年代に撮られた大映オールスターキャストによる『忠臣蔵』は、166分の大作映画だ。 見所は、大石内蔵助を演じる長…
>>続きを読む市川崑監督が、小津安二郎の撮り方を真似して父と娘をテーマに作ったようで、これは小津さんへのオマージュと呼ぶべきなのか?…
>>続きを読む雷蔵×勝新×森一生で描く暗鬱なアヴァン忠臣蔵。 「血煙高田馬場」(堀部安兵衛の名をあげた、本作冒頭の決闘のお話)の伊藤…
>>続きを読む市川崑監督。 大阪が舞台で旦那が大学講師、奥さんが新聞社勤め。旦那は奥さんに頭が上がらない普通の家庭で、伊勢志摩から旦…
>>続きを読むこの「人肌蜘蛛」で印象に残っているのは残念ながら剣客ではない。例によって狂四郎に興味を示す悪女。これまでのシリーズの…
>>続きを読むBS12にて一挙放送中なので、以前途中になってしまっていた「眠狂四郎」シリーズマラソン再開! 今作は1965年公開の…
>>続きを読む