なんちゅう映画だこれ。カサヴェテスの映画て毎回唯一無二すぎる、いつも挑戦的。シーモアはずっとうるさいし、ガサツだし、しつこいし、怒りやすいし、待ち伏せまでする、こんな人が好かれる感じ全くしないけど、唯一可愛いなって思うのは常にユーモアがあるところ(なんか嫌いになれない)。そんで、この人はミニーのことだけを一生愛し続けるだろうし、絶対に浮気しないと思う、更にユーモアを持ち合わせてる、だからこそのきっとあのラストシーンになるんかなと。他者からは理解されない幸せ。それでいいんだ、と、やっぱりカサヴェテスは大好き。あと、シーモアのお母さん役の人がめちゃくちゃキョーレツだったんだけど、カサヴェテスの実母かよw ミニーの母役の人もジーナ・ローランズの実母。