ミニー&モスコウィッツの作品情報・感想・評価

「ミニー&モスコウィッツ」に投稿された感想・評価

elie

elieの感想・評価

3.6
監督自身の実体験を元に作られたというこの作品
とっても雰囲気の良い映画♡
のはずなんだけど
なんだけど、、、
恐らくこの映画
3分の2の割合で罵り合ってるか誰かが暴れてます(笑)

この2人のやり取りは
何というか、、、
お互いに感情のスイッチの切り替わりがまぁ激しくて
特にモスコウィッツの言動がすごい
ぶちギレながらめちゃくちゃ褒めたり求愛するという
今までのラブストーリーではあまり見たことのない口説きっぷり(笑)

口も悪いし絶対同乗したくない程
車の運転も荒い
時々狂気染みてて恐怖を感じる
何だこのはちゃめちゃラブストーリーは(笑)

そして実際に監督の奥様が主演という
ジーナローランズ とっても美しい人でした

駐車場でカーラジオ流しながら
ダンスするシーンは素敵♡
だけどおヒゲさよならからの絶叫シーンは
もはや笑いを堪えきれなかった
"誰かを愛すると 人はこうなるんだ"
ミニー&モスコウィッツの愛はとどまることを知らない💑
普通のラブストーリーに飽きた時はオススメです😎(笑).
JAmmyWAng

JAmmyWAngの感想・評価

4.5
めちゃくちゃ元気が出る。逆に言えば元気しか出ない。
物語的な合理性によって捨象されてしまいそうな描写を丁寧に撮っているし、逆に物語的な合理性によって描写すべきようなプロセスを大胆に省略していて、その省略に夢がある。
とにかくまあ笑ったし、思いっ切り元気を貰ったし、ちょっとぐらい頭がイッててもいいじゃないですか。ミニー&モスコウィッツだもの。
Ser

Serの感想・評価

3.0
何なんのこれ?ちょっと理解不能?      見るものを惹き付けると言う意味ではある意味、凄い作品。 そしてエンディングが? う〜ん。
iceblue

iceblueの感想・評価

3.8
自立していて美人なのに男運の無いミニー。ジーナのボロボロ演技素晴らしい。かたや将来設計は無いけど自由人なモスコウィッツ。ポニーテールに長い髭、ホットドッグに映画好き。
共通点の無い二人が孤独感を埋め合わせるように距離を縮めていったりぶつかりあったり。クラブの駐車場でラジオをバックに踊るシーンよかったなあ。
レストランでお互いの母親と4人で会う場面も面白い。モスコウィッツのママが強烈!こんな会話しててこの先どうなるの?というところからのラスト(笑)。
あと髭を剃るシーンも可笑しかった。人間って当人はいたって真面目に悩んだりするけど、端からみると滑稽にもみえる。そんなに格好よく生きられなくてあがいてる二人の感じは共感できる部分。
 
それにしてもカサヴェテスとジーナのカップルの存在感ってすごい。二人並ぶとさすがのオーラ!カサヴェテスの登場シーンはドキッとしました。
佐藤

佐藤の感想・評価

-
最高

感情を爆発させ、ひたすら暴れ回る登場人物を見つめるカメラが印象的。
それでいて髭を切るシーモア・カッセルを見つめるジーナ・ローランズを捉えるショットは抑制が効いている。

バーの駐車場のくだりがシーンの内容からラジオの使い方まで全てが好き。

終盤のあまりに暴力的過ぎるシーン繋ぎに笑いながらも映画だからこれで良いのだと思った。

髪を切ろうとするシーモア・カッセルの呻き声は何回聞いても笑える。
菩薩

菩薩の感想・評価

4.8
見つめ合うと素直にお喋りできないのは桑田佳祐だけじゃ無いと思うし俺だけでも無いと思うけど、そもそも見つめ合う視線のレイザービームも二言三言の言葉すら交わせずにこうして一年最後の日に、孤独な男と孤独な女の愛にまつわる映画を孤独に観ている俺は、鶏のように羽ばたけど羽ばたけどあの大空に翼を広げ飛んでいく事は出来ないのだと改めて実感するに至る。ただひたすら一方的に「君の話を聞かせてくれ。」と言いながらも、相手の顔色を伺うこともなく延々とつまらぬ話をし続けるデブ、昨日の忘年会で寿司と餃子を肴にしながらたかだかビール二本で気持ちよくなってしまい、延々ジブリネタと相撲協会批判を繰り返した自分の姿が思い出される。突飛な出会いから偶然孤独と孤独が結びつくなんて事もあるだろう、きっとお互いその心の中の駐車場はガラガラなのだから。人生にうんざり、本当に疲れた、男なんて大嫌い、最近の私はちっとも自分らしく無い、自分の気持ちを整理できない、1人でいるのがたまらなく不安、昔のように笑えない、呼吸するのもつらい、具体的な悩みがあるわけじゃない、1人でいると無性にイラつく、人付き合いが苦手、軽薄な人は退屈で真面目な人は気が滅入る、私は人を見下す…そう呟き続けるミニーを優しい視線で見つめながら、時に抱き合いその髪と頬に触れ、こんな私のどこがいいの?と尋ねる彼女に「全てだ。」と返すモスコウィッツ、この瞬間愛は全ての障壁を突破したのではないか。何もかもをぶつけ合い、何もかもをさらけ出し、そして何もかもを許し合う、そんな2人に時間は必要無いし、先の保障された未来も必要無い、ただ今「愛してる」、だから傍にいる、その瞬間の積み重ねが明日への希望を作っていく。ただぼんやりとした不安を抱えながら芥川は死んでいった、モスコウィッツは「死んでやる!」と言いながら髭を切る、その時のミニーの「こいつ何しとんねん!?」って顔がたまらなく可愛い、こんな顔を引き出せるのも、カサヴェテスのジーナへの愛が故だろうか。
なべ

なべの感想・評価

3.4
不器用な男女の恋愛を描いた作品。相手に感情任せに怒鳴ったり、時にはベタ褒めしたり、自分の想いを器用にコントロール出来ない不器用な愛情表現。何となく分かる気もするけど自分勝手に我武者羅に気持ちをぶつけるだけじゃなぁ…共感も得られず感情移入もできませんでした。しかし演出技法や監督らしさなど、経験値の低い自分の力量ではこの映画の価値を計れないのが本音です。
T

Tの感想・評価

4.0
愛していると言ったり大嫌いと言ったり、離れてと叫んだかと思えば抱きしめてと懇願する。男なんて信じられない、映画なんてものは陰謀だ。ボガートのような男は実在しないと言いながら、男を求めてしまうミニーの情緒不安定さをジャンプカットで巧みに表現している。「You know that?」が口癖デート相手ゼルモの印象が強烈だった。車の駐車代行を仕事にするポニーテール男子、モスコウィッツとの逃避行にも近い心理状態の出会いが最強にロマンチック。結局愛し合っているのか憎しみ合っているのか、じゃれているのか喧嘩しているのか。いかれた男といかれた女の奇妙なドラマだが、妙な魅力がある。クラブまで来て駐車場で踊り出すんだから、そういう映画なんだよなぁ。
やたら騒がしくて、まったくもってロマンチックではない。だけど、飾らない本質的な男女の愛が描かれている。
結婚相手を選ぶ理由として、社会的地位、見た目、お金、子供を持てるかなど、世間一般には色々な要素があるのかもしれないが、そんなことには目もくれず、ただ一緒にいたいと感情をぶつけ合う2人が素敵。
孤独とは、物理的に一人であることではない。分かり合える人が近くにいないことなのだと思う。
何でこんなにも人間としてのネジが弛んだ人ばかり出てくるのか。信じられない。だからこそカサヴェテス映画は最高。

カサヴェテスがジーナ・ローランズぶっ叩くシーンは理不尽すぎて笑けてくる。
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