若色

ゴッドファーザーの若色のレビュー・感想・評価

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)
4.8
実は観てなかった作品。
めちゃくちゃ面白くて度肝を抜かれた。
カメラフレームの取り方が小粋なのにカッコつけてない。1番かっこいいやつ。
殺し方のグロさでストーリーを盛り上げるなんてチンケなことはしない。裏切りにはシンプルに死があるのみ。
大切なのは家族-ファミリー-
冒頭に出てくる葬儀屋へのお願いは涙なくして見られない。
お金や地位じゃない。自分軸で言葉少なくブレないゴッドファーザー/ドン・コルレオーネをみんな好きになる。
家族を愛した彼に相応しい最期だった。

アル・パチーノがどんどん顔つきを変えていく。最初食事を頬張っていた目つきと後半は別物。ゴッドファーザーの血が入った ていたんだなと観客を納得させるのは、さすが役者です。

しかしイタリア名。
発音に馴染みがなさすぎて、名前が誰のことかわからずポカーン。

大丈夫。それでも楽しめた。
パート2を観るのが今から楽しみ。
実は古い作品によからぬ先入観があり、これまであまり観るタイプではなかったのだが、これが契機になりそう。
若色

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