マフィア映画でありながら映画界にどデカイインパクトを残したのは、劇中のマフィア、彼らが冷徹に人を殺しながらもクスリは売らない、家族が第一、といった芯の部分を貫き通したからだろう
この映画はゴッドファーザー、ヴィトー・コルレオーネの息子マイケルが、マフィアとしての才覚を表していく過程を主軸に描いている
三部作一気見したけれど、1、2がセットな感じは否めない、1↗️からの2↘️っていう流れ
大黒柱であるヴィトーが暗殺未遂されたのを受けて彼らファミリーの絆、在り方が大きく揺るぎ試されるなかで、それまで家の仕事とは距離を置いていたマイケルが父を思いマフィアとしての頭角を見せていく
1972年、アメリカはベトナム戦争中で政府を信用することができなくなっていったなかで、彼らのような、自分の信念を蹴って曲げず、貫き通す生き方は大きな憧れの存在としてスクリーンに映ったのだろうし、今なおその姿は輝きを失わない