hana

ロッキーのhanaのレビュー・感想・評価

ロッキー(1976年製作の映画)
4.1
「ロッキー」は知ってるようで知らない(観たことがない)映画。なのでなんとなく観てみようと思った。
(こういう時のサブスクって本当便利)

ロッキーのプライベートタイムの過ごし方とか、いつもボールを持って歩いてるところとか、基本的にいちいちとんでもね〜ヤツだな、という印象だけど、スタローンの演技なのか、この顔(見た目)のせいなのか、スタローンのキャラなのか、喋り方なのか、演出のせいなのか、いずれにせよベストマッチな映画!

「ロッキー」にするすると感情移入して、「ヤベー奴だなコイツ」、と思っていた一挙手一投足も見守りたくなる。

「北の国から」は田中邦衛じゃなきゃだめだし、
「ターミネーター」はシュワちゃんじゃなきゃだめってくらい、「ロッキー」はスタローンじゃなきゃだめ。

きっと「ランボー」もスタローンじゃなきゃだめなんだろうなあ。


そしてエイドリアンもエイドリアンよ!
初々しさの頂点よ!
これ以上ないってくらい初々しさの塊。
ロッキーと出会ってから見違えるくらい美人(コンタクトレンズ&お洒落)になるのも乙


エイドリアンの兄も兄よ!!!
(こいつが一番とんでもねぇヤツ)


ロッキーはちょっと変な奴だけどめちゃくちゃピュアで素直で優しいヤツじゃんか。
ロッキーがどんどん可愛く見えてくる。口から先に生まれてきたようなお喋りマンでお調子者。
観てるうちにロッキーのことが大好きになってる。
ロッキーがいろんな場面でポロッとこぼす心の声が素直でいい(思ったことを口に出してしまうタイプ)

デートに誘うシーンもいいし、スケートから家に帰るところで最高にドキドキしてからのキスキーンよ!!キスシーンよ!!!

外国の映画はすごいなあ。 
(エイドリアンの焦らしたんだか焦らされたんだかプレイに萌える)

ロッキーは自由奔放に見えて、そのくせいざとなると急に謙虚になったりして、心の弱さや悪人になりきれない人の良さが見えるところも愛着増して応援したくなる。

ロッキーがトレーニングの時オールスター履いてるのも意外。

ロッキーめちゃくちゃいい男じゃん。
一途で優しくて男らしくてユニークで、
こんな彼氏が欲しい。
てゆうかこれめちゃくちゃ恋愛映画だったんですね。

ロッキーと言えばのあの曲がかかるシーンではもう感情MAX。(素晴らしき映画音楽)

ボクシングのシーンは言わずもがな圧巻!

名作たる所以がわかりました。
素晴らしい。
出てくるキャラがいちいち濃いし、総合的にとても面白かった。

スタローンを見る目が変わった。

若かりしスタローンよ、凄いよ。超凄いよ。最高だよ。マキシマムリスペクトだよ!

※しかもあとで調べたら、これスタローンが自分で脚本書いて主人公やるって条件で作った映画らしい!まじかよ!
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