げん

ルパン三世 カリオストロの城のげんのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

感想…というかメモ箇条書きをこっちにまとめとく





「金庫に閉じ込まれた宝石達を救い出し、無理矢理花嫁にされようとしている女の子は緑の野に放して上げる。これは皆泥棒の仕事なんです」

ルパンの世界観、特にカリオストロのそれはとても創作、他人事には思えない


「ルパンは泥棒である。泥棒の生活は生産に従事し、まっとうに暮らす人々がいて初めて成立する。泥棒は縛り付ける現実の裏をかいて、”シテやって”みせるが、実は一番現実に縛り付けられている訳だ。
現実の世界に取り残されたルパンに、いったい何ができるのだろう。せいぜい少女の心を盗むぐらいしか残されていない…」
そう、ルパンは結局ドロボーでしかない。真っ当な人がいないと成り立たない存在


なーんでクラリス16歳なんだよ…と思ってたけど、少女であるのがポイントというか、少女の心、もっと言えば「新しい世界に行きたい」という願いが見えるのが大事なのかもしれない
ただ、現実に当てはめるならルパンについて行く(結婚とかではなく知らない町で過ごすというニュアンス)行かないどちらにせよ生きる力が必要ってことか
序盤に車で激走する、撃たれたルパンを命がけで守ることなど、クラリスに強さがあるから行くor行かないが生まれる


アニメを観てるとルパンが羨ましくて仕方なくなることがある。さっきそれだった
ルパンの世界にルパン三世として生きている。それがずるいよーんって


アニメ様の七転八倒
小黒祐一郎
『マモー編』の大問題。ルパンの“夢”とは
http://style.fm/as/05_column/animesama21.shtml…
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