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モンテーニュ通りのカフェのERIのレビュー・感想・評価

モンテーニュ通りのカフェ(2006年製作の映画)
3.5
フランス映画が観たくて出会った映画「モンテーニュ通りのカフェ」。おばあちゃんの昔話のエピソードから始まる、それはそれはキラキラしたお話。登場人物一人一人が、個性があって、ちゃんと描かれていて素敵です。なんといっても主人公がめちゃんこ可愛い!

「話せば長くなるのだけどさ」4歳の頃に両親が亡くなって、おばあちゃんに育てられた。おばあちゃんは昔、一流ホテルに勤めていた。なぜってそれはセレブに憧れていたから。でもセレブにはなる術がなかったから、せめて彼らの近くで暮らしたい!てのが理由。

パリ8区モンテーニュ通り。劇場や、有名メゾンの近くに唯一のカフェがある。そこでジェシカは働くことになった。女の子は働くこと厳禁なのに、おちゃめな性格が、いつのまにか働かせてもらえることになって。彼女はこれまで出会ったことのない人たちに出会っていく。女優や、ピアニスト、美術家。そんな彼らの生き方や粋なススタイルに、毎日はより輝く。

苛立ちや焦燥もあるけれど、やっぱり人生は素晴らしいってことをくすって笑いながら観れる映画やった。おすすめです!
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