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テキサス・チェーンソー ビギニングのsignaldadaのレビュー・感想・評価

1.0
トビー・フーパーによる74年公開『悪魔のいけにえ』の英題は『テキサス・チェーンソー・マサカー』だが、03年にマイケル・ベイ製作陣営がこれをリブートさせまったくの同名タイトルで発表。本作『テキサス・チェーンソー・ビギニング』はそのベイによるリブート版の続編にあたる。監督は『実験室KR-13』のジョナサン・リーベスマン。オリジナルから40年もの時を経た孫にあたるような作品だが、テキサスシリーズのアイコン「殺人鬼レザーフェイス」の誕生秘話を描く前日譚という立派なテーマもここまでくると最早トビー・フーパーイズムは完全に剥離されている。ハイテンションなスプラッター演出以外は別にそもそも知らなくて良い事ばかり。トビー・フーパーへのリスペクトは一切感じられない。
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