ひろくん

DENGEKI 電撃のひろくんのレビュー・感想・評価

DENGEKI 電撃(2001年製作の映画)
3.8
こう、性懲りもなくセガールの映画を見てしまうのってたまに面白いやつが存在するからなんですけど、修行とかそれに近い感覚で消化してます。
ただ、見つかったときの嬉しさはひとしおで、なおかつ頭を使わなくて済むセガール映画は「面白かった」という純粋な気持ちよさを味わえる貴重なエンターテイメント体験であると言えるだろう(?)。
まず「DENGEKI」というタイトルが、劇中電撃らしいものが新人いびりのチキチキスタンガン我慢対決のシーンだけなので邦題つけた人の適当さ加減がうかがえて面白い。
そして、脳みそが詰まってない登場人物たちの繰り広げる頭の悪いシーン、頭の悪い音楽が映画を盛り上げる(この監督の作品全部ラッパーが出てて笑う)。とにかく「脳みその代わりにバカらしさを詰め込みました」と言わんばかりの、ただ本人たちはいたって真面目というのが笑える。筋肉自慢とかはその最たる部分ですね。
あと、セガールがしょ~もない小ボケを挟んで重ねてくるという見所があって、あれちょっと面白いから悔しい。
「面白い」という感想を書いておいてなんですが、忠告としては「絶対に期待して見るな!」ですね。
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