ちゃみろー

必死の逃亡者のちゃみろーのレビュー・感想・評価

必死の逃亡者(1955年製作の映画)
3.3
3人の脱獄囚と籠城された一家の駆け引きを描いたサスペンス・スリラー。家族の絆と登場人物達のパワーバランスの変化を中心に見せる。ハンフリー・ボガートが貧相なオッサンでよろしくない。格差社会をベースにしたストーリーで、序盤はアッパーミドルクラスの一家に少々ムカつく印象がある。娘の恋人の弁護士が腹黒そうで嫌い。親父が交際を反対したのわかる気がする。籠城スリラーならフランク・シナトラの「三人の狙撃者(1954)」の方が陰影があって面白いと思うんだけど、こっちは一種のファミリードラマというか、50年代のダイ・ハードみたいなもんだと思えば…
2019.12.22 スターチャンネル(録画)(字幕)
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