『フード・インク』もそうだが、ドキュメンタリー映画は、新しい視点を提供してくれて面白い。
特に日本人は、自分たちの当たり前が他国でも常識だと思い込んでいる傾向があるだろうから、今作を視聴することで視野が広がるだろう。
日本の医療制度や教育環境が完璧とは言わない。
しかし、国民皆保険制度や高額療養費制度があり、教育の無償化に取り組んでいて、消費税10％は奇跡的だと感じる。
「社会保障と税の一体改革」の名称の通り、手厚いケアには、それに見合った収入がなければならない。
アメリカは自由の国であり、自分の身は自分で守る銃社会の国。
医療保険は安心を買うだけのものかも知れないが、健康を考えることは人生を考えることにもつながる。
