FU

青の炎のFUのネタバレレビュー・内容・結末

青の炎(2003年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

10年前くらいに見て、今回もう一回見たけど、感じ方が変わってた。
自分の言葉を記録するのって、人によっては救いの行為なんだなと思った。秀一の場合は音声という記録方法で、何かを感じ、考えた時の記録方法がボイスレコーダーによるものなのが珍しいなと思った。一方で殺した後は音声で記録するシーンがほとんどなかったから、そこに秀一の焦燥感、異常さが現れているのかなと思った。お母さんの演技が少し昭和すぎる感じがした。あややの最後のシーンは、そこまで親密な仲じゃないけど、何もしてあげられなかった悔しさが表情に現れていて、この映画全体にはびこる「やるせなさ」を表現しているようだった。
FU

FU