当時19歳のニノ。私は劇中の秀一と同い年、だからこそ、居たたまれない。
張り裂けそうな背徳感とか、守らなければならない、もう逃れられない、確固たる自分の信念とか、とにかく苦しい。
元義理の父親を殺し…
なんかこれはだいぶ端折ってんじゃないかなという気がした
あのオヤジがどれくらい悪いやつだったか、最後の自転車で向かう時の気持ちなど。
あややが思ったほど絡んでこなかった
唐沢絶対何かあるだろと思っ…
原作が良すぎたので鑑賞。
以下、原作との比較でレビューを書きたい。
ストーリーの大筋は、上手く纏められていたと思う。もちろん、小説1冊を映画に全て落とし込むのは無理だと思うけど、物語の流れはちゃ…
バーで一緒になった女の子が、「泣くためだけにラストだけ何回も読んでいる」と教えてくれた小説が原作の映画
小説と並行して映画も見進めたけど、どちらも素晴らしかった
湘南や藤沢の海辺の街の様子がきらきら…
[Story]
湘南の高校に通う17歳の少年・櫛森秀一が、母の友子、妹の遥香とともに平和な日々を送っていたとある日に突然現れ櫛森家に居座っていた、10年前に母と離婚した曾根隆司の傍若無人な態度に殺意…
原作のラストシーンがとにかく印象的で好きで記憶に残っていたから、あのシーンをどう撮るんだろうと気になって、みた。
原作のラストは衝撃的でありながらロードレーサーで走り抜けた秀一に清々しさすら感じたん…
・暗闇の中からの手が最初
・水槽で寝てる?
・水族館の青、テレビの青
・スローで生々しい、でも
・なんでエスカレーター逆流しながらしゃべる?
与えられた方向から逆らおうとしてもそうできない子どもたち…
見始めるとグッとストーリーに引き込まれて、夢中で見てしまった。
遥香が、もう少し早く曽根が櫛森家に現れた理由と、癌だということを秀一に教えていれば、曽根を感電死させ、完全犯罪に仕向けたことや、それ…
青空、海、風――すべてが開放的で美しいのに、彼の運命だけが逆を向いているという皮肉。
そのなかを静かに、強い覚悟で走る秀一の姿はとても異質で印象的。
逃げるわけでも、どこかを目指すわけでもなく、ただ…