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鴛鴦歌合戦のUCOCOのレビュー・感想・評価

鴛鴦歌合戦(1939年製作の映画)
3.9
やっぱ志村喬いいわ〜。安定。

時代が時代だから仕方ないとは言えど、なかなか声が聞き取りづらい!特にお春さんが聞こえなくてムズムズする。

なんか確かに冒頭からミュージカルになってて時代劇×ミュージカルってのが異質すぎる。でも、1939年にここまで日本式ミュージカルを作り出した労力は素晴らしい!
途中でお殿様が骨董品について語る場面、家来たちが和楽器構えて演奏始めるんだけど鳴ってくる音楽が、どう考えてもオーケストラの音楽のそれでさすがに嘘くさすぎて笑えた。

最後も最後で、みんなケロッとしててどんだけチープなんだよ!って突っ込まずにはいられない。『支那の夜』に出てた女優さん(服部富子)も出てきてまたしても可哀想な役所というか、、その人こそラストでいきなり態度変わってびっくりする。

何でこの作品がここまで評される作品なのか忘れてしまった。
また講義を聞きたくなった。。。
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