このレビューはネタバレを含みます
私はこーゆー、たんたんと進んでいく映画が好きなので☆4つ。つまらないと思う人も多いだろうな、と思う。
松山ケンイチのうさんくさいリーダーがとてもハマり役。口ばっかりの目立ちたがり屋で自信過剰、結局自分が大事なダサいやつ...こんな過激な運動ではないものの現代にもこんなにせものリーダー気取りっているとおもう。
そしてそれに惹かれてしまう残念な人も。
この時代を知らないけど、学生運動をテーマにした映画だけどその熱さや激しさ伝えたい作品ではないような気がする。
信念をもつのは大事。でも仕事となるとその信念が間違ってたら「はい、ごめんなさい。」ではすまない。人を見極める力も社会人には必要なんだと思う。
言い訳をならべるダサい梅山。
全てを失った沢田。
なんともいやーな終わり方ですが、私はこんな含みをもたせる終わり方好きです。