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Akiyo2

Akiyo2の感想・評価

3.7
以前深夜のTVで放映されていた時途中でやめられず最後まで観てしまった。なぜ2010年代になってこの原作を映画化したのか…出版当時であればまだ、新左翼の残像があり登場人物の記憶もかすかに残る時代だったろうか。こんなことのために命を落とした自衛官が本当に気の毒で仕方ない。それにしても主人公に妻夫木聡と松山ケンイチのキャスティングは良かった。
モナ郎

モナ郎の感想・評価

4.5
空虚だけど体温のある映画だった。
山下監督独特のぬるりとしたカメラ回しで、観ている側の感情を一個一個丁寧に積み上げていくやり方はやっぱり好きでした。当時の昭和の世界観も丁寧に作られている感じがしたし、登場人物たちの顔つきもとてもよかったです。山下監督は女性をいい感じに撮るのが抜群に上手いですね(可愛くではなく、いい感じというのがミソ)
うむ。新左翼ねえ。道庁爆破とか赤軍とかあったよなあ。実際、何だったんだろうねえ。
もた

もたの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

山下敦弘とは思えないほどハードで、笑いもなかった。後輩であり学生運動の活動家でもある松山ケンイチに自己を投影するが、結局個人としても、出版社の記者としても、真のジャーナリズムを遂行できず失意の中見せるラストの表情にぐっとくるものがあった。
自分は政治的なものにかなり疎く、学生運動なんて理解し難いジャンルではありますが非常にライトに作られているので特に用語がわからなくとも見られます。

梅山は沢田の鏡のような存在であり、安田講堂の運動を何もすることができずただ見ていたからこそ、行動を取ろうとしている梅山に対して沢田は興味を示していきます。ただ梅山は所詮口だけであり、クズな部分があるのも拍車をかけていて仲間からも明らかに信頼を失っていきます。そんな梅山を否定することは、沢田自身を否定することになります。だから、明らかに殺人なんですけど曲げられないんですね。証言をすることは社会部に負けたことを意味しますし。出所後、沢田がタモツの言葉を聞いて泣いてしまった姿は、オープニングシーンの自分と変われていなかった今の自分への憤りなのかな、と思います。

倉田がどういう位置付けだったのかはイマイチ分からなかったなぁ...ま、面白かったからいっか!
若者が怒りの中に生きた時代だっただろうけど、作品の出来とか流れとかに怒りを感じた
モモモ

モモモの感想・評価

3.5
その場その場で嘘をつき本物になれない空っぽな男を演じる松山ケンイチに妻夫木聡が押されてる様な印象を抱いていたが、ラストシーンで見事に挽回していた。
女子高生の忽那汐里が沢山人を殺す、そんな映画が観たいです。
YUKO

YUKOの感想・評価

2.8
学生運動、過激派とか昔あったと聞いていて、松ケン役の奴みたいなのは、あっちこっちに居たんじゃないかな〜。
まだ精神的にも未熟だし目立ちたいだけだったんだろうな。
妻夫木の演技も素敵でした。
食塩

食塩の感想・評価

4.0
よかった!
 
新左翼、学生運動、存在をこの目で見たこともないがそういう幻と化したものをリアルに感じたいという欲望を少しだけ叶えてくれる映画

自分が惹かれるものがニセモノなのかもしれないと分かってしまっても、簡単に裏切れずついには身を滅ぼす

新左翼センチメンタル
とぅん

とぅんの感想・評価

3.3
昭和の当時の匂いが伝わってくるような画は見事。
松山ケンイチ演じる活動家が凄いことをやらかす話かと思いきや、何も出来ないというのはある意味ビックリした。

話は微妙と思ったけど、泣きの演技を筆頭に、妻夫木聡の演技が素晴らしかったので印象には残る。
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