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nem

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私はきちんと泣ける男の人が好き

深く考えない上っ面の優しさを持った主人公に何故か共感してしまった
まこと

まことの感想・評価

3.6
ここまできたら信念の強さがモノを言う

学生運動が盛んな60年台後半から70年台前半の時代背景や当時の社会情勢を上手く混ぜ込み、その激動の時代の中で強く逞しく生きる男たち


"全てが正解で全てが誤りだったようにも思える"

この一見矛盾したことこそが、禅問答の繰り返しの先に見つけた仮定的な結論の一つかもしれない
Reo

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かなり入れ込んで観てしまったせいかもしれないけど、途中のシーンで生唾飲み込むくらいに緊迫感があった。ある意味良き時代の話。
JTK

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3.4
ラストの沢田(妻夫木聡)の号泣シーンで条件反射的にもらい泣きしてしまったものの、その涙が東大出の大手新聞社ジャーナリストである沢田が駆け出しの頃テキヤ潜入ルポで共に働いた労働者の変わらぬ飾りの無い友情故であるならば、その設定も人物造型もちと類型的すぎて山下敦弘監督(天然コケッコー・リンダリンダリンダetc.)に対する好意的な気持ちも興醒めしてしまうのももったいなく私なりの解釈あれこれ。

沢田が泣いたのは好意を寄せていた梅山(松山ケンイチ)との恋が成就しなかったからだ。思い起こせば初めて沢田が梅山を自宅に招き入れた時、お互いの趣味がロックということで意気投合しCCRの「雨を見たかい」を歌い合いお互い目と目を見つめ合い微笑む姿の輝きと比べ、自分が記事を担当する雑誌のカバーガールの美少女(忽那汐里)とデートした時の所在無げでつまらなそうな姿を見れば一目瞭然。美少女と「ファイブ・イージー・ピーセス」を観賞するも感想も視線もすれ違う。
沢田は梅山を愛していたのだ。松山ケンイチ演ずるインチキ革命家梅山の浮世離れした眼差しと立ち居振る舞いは沢田にはどれだけセクシーに写っただろう。

そう、男同士の失恋の涙だと思えば「非エリートの庶民は皆心が暖かい。自分の心を寄せる場所はここなのだ」みたいな山田洋次的(寅さん大好きだけど)類型パターンに対する違和感も無くなる。

と、ここまで適当なことを書いたけど概ねホロ苦い青春映画の佳作ではないかと思う。ちと冗長だけど。
otom

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3.2
若さゆえとは云うものの、典型的な左巻きな人間に興味を持ってしまったのが運の尽き。挫折感やら色々混じったラストの妻夫木の涙は、ダスティン•ホフマンまでいかずともなかなか良い演技だった。確実に昨日より疲れて老けてるけど。しかしそれ以外は劇中の松ケンばりに浅いに尽きる。設定が悪くないだけに、中途半端な70年代雰囲気ものと化しているのが実に残念。
堊

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4.0
川本三郎のクソみたいな回顧録をよくここまで………とにかく音響が凄い。
山本剛史がすべてを持っていく。寺山修司ポスターいいなー。
大橋裕之にいましろたかし熊切監督っていう山下敦弘監督まわりは全員出てる。
mynipponia

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3.8
1960年代後半、学生運動の歴史に興味があり見た。よかった!
時代の空気に酔い、過激な方向に走る活動家のある意味幼稚な部分と自己愛を、松山ケンイチがよく演じていたと思う(襲撃の日にドライブインで雑誌読みながら雑にナポリタン食べてたシーンや、最後の聴取シーン)。
ざらりとした感じの粗い映像も昔っぽくてかっこよかった。テーマソングの「マイ・バック・ページズ」(真心ブラザーズと奥田民生)の疾走感もよいです!
学生運動をテーマとし、活動家と新聞記者の視点から描く。

学生運動が学生だけに終わったのは、その幼稚さ、暴力、ファッション化などいくつも今では言われている。

この映画はファッションとしての学生運動。

口だけでは革命を唱えるが、何も出来ない若者のもどかしさに気がついたら、悲しくなる。
到着

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3.9
濃厚
演技の奥行きと映し方がすごく良い
多くは説明せず、演技が語ってくる
morie

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3.6
学生運動の時代のお話。

その時代を生きてこなかったわたしにはどうにも同じ日本での出来事だと思えない部分もあるほど。
でも確かにあの不思議な熱狂は存在したのですね。
少し背景的な部分を勉強してみたいと感じました。

また、当時でもやはり学生運動をしている人々はどこか異質な存在であり、悩みながらも必死に彼らと関わっていこうとする新聞記者。
誰もが記者のような姿勢で真実を探求するのは困難ですが、少なくとも自分から情報を探す努力をし、そして判断する、ということは忘れずにいたいです。
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