死体の山と"諸君の身を思っている"という矛盾した放送… こちら父のススメ。ジュードロウじゃん〜観る観る〜なんて言って見始めましたが冒頭から容赦ない銃撃戦闘が繰り広げられ早速気が滅入りそう。ミニタリー、銃、女、そして主人公がヒーローのように描かれていて確かに昭和メンズが特に好みそうな映画だなという印象。銃弾が勿体無いから節約で二人一組にして殺した、っていう話はなんて残酷な事を思いつくんだろうと同じ人間として悲しくなった。緊張感もあり良かった。ただ、スナイパーvsスナイパーに焦点を当てたのは良いが、戦争という大きいくくりの中で二人だけの世界になってしまっていたところが疑問。二人でやり合ってただけで戦争解決させましたよ！みたいな終わり方は微妙。新聞でヒーローに仕立て上げるっていう設定が良かったのにあまり活かせておらず。あと友達が主人公の引き立て役でしかなくてひたすら可哀想だった。
