スターリングラードの夏野菜のレビュー・感想・評価

実在したソ連のスナイパーを描いた作品。
こうやって他国の英雄を尊敬することができるんだから、もっと仲良く生きてほしい。

銃も持たないまま戦場に放り出される過酷な冒頭と、ジュードロウvsエドハリスの緊迫したスナイパー対決。
迫力ある戦闘シーンの連続で大満足。

一方でスナイパーの人間性を描くために登場するジョセフファインズとレイチェルワイズとの絡みについては、蛇足に感じてしまう場面も多くあり、手放しで楽しめないのは少し残念。
そもそも戦場にレイチェルワイズなんて、美しすぎてリアリティがぶれるんよ。