もやし

スターリングラードのもやしのレビュー・感想・評価

スターリングラード(2000年製作の映画)
4.3
記録。
開始数分で、あ、これそんなになやつだ、と思ったけど結局最後まで見てしまった。
戦争ドラマというより戦争アクションかな。すごく酷い言い方をすれば陳腐だけど、でもそういうのって捉え方次第だよなと思ったり。



実在のソ連の有名な狙撃手を主人公にしたフィクション。

第二次大戦。ドイツ軍は快進撃を続けており、ソ連にまで手を広げていた。
ソ連の都市のスターリングラードでは、首相の名前を冠する都市ということもあってか、ソ連軍の重大な防衛拠点と考えられていた。



ドイツがあまりにも強すぎて都市は一瞬にして廃墟と化す…

だが主人公が幼い頃から培った狙撃の腕により、ドイツ軍の将校を何十人と射殺。混戦状態になる。



何故かやたらラブロマンスが強調されているというね…笑
兵士達が雑魚寝しているところでのシュールなベッドシーン見てて、何でここまでして恋愛要素入れたんだろう…と純粋に疑問に思いました笑


色んな要素が詰め込まれてて、良くも悪くもあんまり戦争の悲惨さを感じないんだよな。でも死体の山の描写が何度もあって、割とえげつないんだけどね… 不思議だ。



主人公の名がドイツ軍にも知れ渡って、ドイツ軍の凄腕スナイパーが送り込まれてきてからは、かなり面白い。こいつがマジで強い。

スナイパーってかなり戦略がいるんだね。
同じ場所にずっと潜んでるから精神力もいるよなあ…



戦争エンタメというあまり慣れないジャンルだったけど、好意的に見れるようになってからは面白かったです。
レイチェル・ワイズの若い頃が見られます!
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