
映画監督を夢見る青年・美紀夫(坂東龍汰)。26 歳の春、新人監督賞を受賞し、商業映画デビューのチャンスを掴んだ彼に課せられたのは、自身が最も苦手とする“恋愛映画”の脚本を監督することだった。9 年間恋人のいない美紀夫は、恋愛経験の乏しさに頭を抱える。そんな彼に、ミニシアター勤務の親友はこう提案する。「脚本通りに自分で恋愛して、映画に落とし込めばいいんじゃない?」。 その言葉をきっかけに美紀夫は、映画レビューサイトで見つけた映画好きの女性・ツグミ(髙石あかり)と出会う。毎週土曜の夜から日曜の朝にかけて、映画を観る二人だけの時間を重ねていくが――脚本通りの恋愛はやがて、思いもよらぬ方向に転がりだしてゆく。
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