見習いパイロットのハルはある日、リングのパワーに導かれ、「グリーン・ランタン」のメンバーとなる。自信家の彼も、当初は宇宙最強の武器とうわさされるパワーリングの力と宇宙の番人役としての務めに戸惑っていた。だが、恋人や仲間を守るため、戦いに身を投じていく。
ただただ無味乾燥とした映画。
始まった瞬間からオナニーみたいに広げられる設定の詰め込みと急な専門用語の連投で一気に興味を失った。
まずなによりデザインがショボい、グリーンランタンがキモい。CG技術が低いみたいなのは抜きにしても、目の辺りとか気持ち悪いし、服のデザインもなんとかならんかったの？っていう気持ち。
そしてテンポが悪い。主人公のパイロットパートみたいなやつ全ていらないし、やたらキャラ解説は充実させる割に恋人や友達は劇中なにも場を盛り上げようという活躍は起こさないし(いつの間にか攫われてたけど)、力を合わせて戦おうとか言ってる割にランタン達は本当になにもしない。そもそも新人のライアン・レイノルズが敵を一人で倒せる理由も特に無いんだよな。太陽使いましたっていう想像力？
というか敵って何が目的だったんだっけ？なんで地球を壊そうとしてたんだろう。それに地球を諦めれば自分たちの星と宇宙は守れるみたいなこと言ってたの、あまりにもクズすぎるし理屈も通らないだろう。
あと恐怖の指輪も続編に引っ張るのはいいけど、ちょっとこれ見よがしに出し過ぎだろう。
なんかこれ以上言っても仕方ない気がするし、ホントどうでもいいなっていう作品だったのでここまで。色んな物出せるっていうアイデアは好きだし『アントマン』ぽくてよかったけど、それは別に映画の功績ではないからなあ。
