スーパーエイプマン

腰辨頑張れのスーパーエイプマンのレビュー・感想・評価

腰辨頑張れ(1931年製作の映画)
4.0
活弁付きで(とてもおもしろかった!)。
小津『生れてはみたけれど』の成瀬版というべきか。小津が主に画面作りとして使っていた電車に成瀬は説話的に重要な意味を与えているのだがその使い方がまた……。
回想シーンや病室場面のドイツ表現主義的なおどろおどろしさも後年には見られない演出で興味深い。