現存する最古の成瀬巳喜男監督作とのこと。
ズームインや画面分割、ネガ反転、フラッシュバックに細かいカット割りなど、画期的な映像技法が頻出することに驚く。
主演・山口勇さんの悲哀たっぷりの表情が良…
もう10年ぶりくらいに、(劇場では初めて)観たけど、今観たらシオドマクっぽいなーとか分析しながら観ることができて、それはそれで楽しめた。そして初めて観た当時何も知らずに三浦光雄の美しい撮影を観て、成…
>>続きを読む国立映画アーカイブ『撮影監督 三浦光雄』特集にて。サイレント時代特有の表現主義的な撮影や病室での光と影がかっこいい。地味に湯気が見えるショットはすごいのではないだろうか。
成瀬頻出の電車のショットは…
現存する最古の成瀬作品。父と息子の物語でありながら、フラッシュバックでは歪んだ顔やネガポジ反転を使ったフラッシュバックを使いつつ、深い陰影が色濃くなっていく。それは余りにもヨーロッパ的かつ前衛的。そ…
>>続きを読む子供の喧嘩の動きのリズムと病室が素晴らしい。
特に病室で右往左往する母親と奥の医師のコントラストと時計、水面の蝿による母の絶望感と緊迫感の演出がすごい。
動きとカメラでしっかり楽しませようとしてくる…
成瀬5本目。デビュー作。サイレント。5分の4くらいお笑いコントで普通に笑った。保険外交員の客取り合いバトル。お偉いさんの子供には強く言えない。最後何で子供を電車に轢かせたのか狙いが謎
成瀬作品Yo…
ええやん
中盤までショットの間隔短すぎてついていけねーと思ったが(集中力無さすぎか)、母が父に息子の大事を知らせる時から本領発揮し始める。ソビエトモンタージュ理論から影響受けまくってるであろう回想シ…