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イップ・マン 誕生のイシダコのレビュー・感想・評価

イップ・マン 誕生(2010年製作の映画)
3.0
のっけからサモ・ハンとユン・ピョウが師弟関係として登場し、贅沢すぎる配役にまずアガる。しばらくして今度は、実際のイップ・マンの息子イップ・チュンまでもがリョン・ピック役として登場、しかもこの当時86歳の爺さんが詠春拳のアクションまでしっかり披露してくれる。革新と保守の対立という切り口がテーマに含まれているのもいいし、聴くと免疫力が高まりそうな「千尺浪」がアレンジされて主題歌として使われているのもたまらない(ヘヴィロテ必至)。が、後半からエンディングにかけて香港映画にありがちな雑な端折りがあったことは否めない。それでもドニー・イェン版(とくに最初の二作)よりかは遥かに愛せるが……
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