ハリソンフォード＆ブラッドピットW主演映画
アランJパクラ監督最期の作品
～〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あらすじ
フランシスマグワイヤ（ブラッドピット）は8歳の時※IRAシンパの父親を目の前で惨殺された。それもありIRAの特攻隊長にまでのぼりつめる。
（※IRAシンパはアイルランド共和軍を陰ながら支援する人たち）
軍が劣勢に立たされる中、起死回生の一撃を食らわせる為のミサイルを手に入れる作戦を行う。IRAシンパの判事の力でローリーという偽名を使い、アメリカに行きトムという警官の家にホームステイする事になる、フランキーは正体がバレぬよう仲良く過ごすが、裏で行っていた取引がこじれ武器商人に仲間を人質に取られる、そしてその頃トムはフランキーを怪しみだす...
～〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
感想
アイルランド独立戦争関連の辛い出来事などを絡ませた映画。正義感が人一倍強いトムの元にステイしてしまったのが運の尽きというか、圧倒的に戦闘センスもあるし場馴れしてるからしくじる事は予想しがたかったのに。
相棒が人殺したのを嘘ついて隠蔽したくせに、やり方は置いといて自分らの身を守るために命掛けて戦ってたフランキーを追い詰めて最終的には殺してしまった、アイルランドに残された人達はどうなってしまうのかな、逮捕にすごくこだわりを見せてたけどそんな簡単な事ではない、どう考えても捕らえられた時点でトムにはどうにもできない奴らに引渡しになって殺される。
問題の本質はもっと大きくて先にある事なのに、目先の正義しか、自分しか見えてない感じが正義盲目な警官なんだなって思ってしまった。
終わり方がもやもやするし消化不良だし悲しかった、置かれた境遇に生まれた場所、貧富の差、それぞれの正義の元戦っていた。トムはフランキーの正義を簡単に否定して自分の正義を振りかざしたように見えてしまった。
色々と恵まれていただろうし分かるはずもないだろうけど。凄くもどかしい、ああ、観てしまったって感じ。
期待していたものとは違う心がしんどい難しい映画でした。
