このレビューはネタバレを含みます
実家で。
2007年の「トランスフォーマー」シリーズ一作目。
監督は「アルマゲドン」のマイケル・ベイ。
あらすじ
アメリカ、ロサンゼルス。高校生サム・ウィトウィッキー(シャイア・ラプーフ「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」)はようやく父親ロン(ケヴィン・ダン「Mr.&Mrs.スミス」)の許しを得て中古のカマロを購入するが実はそのカマロは惑星サイバトロンから放射性物質「オールスパーク」を入手するため地球にやってきたトランスフォーマーだった。
Netflixにて、久しぶりに観たくなって。
ご存知、トランスフォーマーシリーズ一作目。オリジナルであり、個人的にはシリーズの中でも至高の一作だと思う。
このトランスフォーマーシリーズ、スピンオフの「バンブルビー」は未見なのでわからないが新作が出るたびにベイの悪癖であるゴチャゴチャが度を超えており、シリーズを追うごとに訳がわからなくなってくる「辛い」作品。
けど、やっぱ一作目はそこら辺がそこまでカロリー過多ではないので、まぁやっぱり観やすい!!
話的にもサムとバンブルビーの出会いを発端に、迫りくるディセプティコン、暗躍する「セクター7」、ディセプティコンのから逃げ仰せ、事態の究明を図るアメリカ空軍の勇敢な兵士たちといった構造もスッキリしているのでその事態が収束していくラストに至るまで退屈することなく観ることができる。
あと、なんといってもやっぱりトランスフォーマーたちの勇姿、そのカッコよさに尽きる!バンブルビーが初めてトランスフォームした時はかっこよかったし、その後コンボイもといオプティマスプライム率いるオートボットが次々と集結し、サムたちの前に現れた時はもう俺にとって忘れられない未知との遭遇だった!!
あと、今作ではオートボットたちだけではなく、ちゃんとアメリカの軍隊をはじめ、人間サイドが機能している点も良い!
ジョシュ・デュアメル(「LOVE,サイモン 17歳の告白」)演じるレノックスやタイリース・ギブソン(「ワイルド・スピード ICE BREAK」)演じるエップスのチームワークから成るブラックアウトへの「窮鼠猫を噛む」な一撃は記憶に残るし、ハッカー軍団もコメディリリーフながら物語をちゃんと盛り上げていく(おデブハッカーグレン(アンソニー・アンダーソン「スモール・タウン・クライム-回り道の正義-」)と吹き替え高木渉のマッチングの高さよ)!!
ただ、やっぱりサムとその両親がウザったいけどな笑
いやぁ、エンドロール前のオプティマスの渋ーい&カッコいいナレ含めて最後まで楽しめた一作だった!!
うーん、リベンジを見直すのが怖い…。