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愛のお荷物のRのネタバレレビュー・内容・結末

愛のお荷物(1955年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

「女は二度生まれる」以来の川島雄三監督
日活だ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
厚生大臣役にまさかの山村聡さん(爆笑)、そ秘書の役に北原三枝(きたはらみえ)、あと大臣の息子役に三橋達也(みはしたつや)そういうことか!って分かる関係性が中々良いね〜流れが好き「つまり…お腹の中に小さなお荷物が…」

「あ、お土産わすれた!」「欲張り」「え?海坊主?」「ちがう!うーめーぼーしー!」ええですなあ〜フランキー堺さんは………!

「結局は私の監督不十分さ、まあ2人とも若いから仕方ないが」「若いなんて…いやですわ…あなたはともかく…私なら本当は子供ができる年頃じゃないと思ってたんです」ここ、すれ違いコントみたいで楽しかった

「丈太郎さん、ことわっておきますけどね、私は貴方の家柄と結婚するんじゃなくってよ、たとえお宅がガチャガチャだろうが家族様だろうが」「この甘ったれ坊主」「だからますますいかんよ…そう言うことだから、お涙頂戴メロドラマが儲かるんだ日本的には」

「そんなの妊娠前に結婚しようが後から妊娠しようが大した問題じゃ無いですよ、問題なのは産まれてきた赤ちゃんが平和に楽しく一生を送れるかどうかってことなんですよ、親父がヤキモキしてた人口問題にしたって、こんな馬鹿馬鹿しい大量に人殺しをする兵器より、それに使う莫大な費用を少しでも社会福祉に回すって事を考えなかったら、いくらたっても解決できない問題ですからね、たら人類の平和だって幸福だってそれを考えなきゃお話にならんことですよ」

もう1人出来てしまった息子の丈一郎(名前まで同じ)三橋達也が演じてるからめちゃくちゃおもろい、お母さん違うのにおんなじ顔産まれるかい!ホクロつけてもバレるわ!こういうのばかばかしくてすきだな〜

「子供には子供の世界がありますからね」

全員つわりで女性陣が倒れるシーン笑い事じゃ無いけど本当に申し訳ないけど爆笑すぎる、大変だ女性は…それを支える男性もまた…愛よりお金が大事だなと私は思って生きてるけど、愛もなんだかんだ大事ね〜

ポスターのシーンは、この甘ったれ坊主!のとこか!いいところポスターになってるねえ
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