なーちゃま

風と共に去りぬのなーちゃまのネタバレレビュー・内容・結末

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

スカーレット・オハラの情熱的な人生。生涯通してアシュリーの影を追って、自分を愛してくれるレット・バトラーを邪険にするも、心の奥底では頼りにしていて愛していて、でもそれに気づかずに少女の時に恋焦がれたアシュリーを追い続ける。
アシュリーも同じように、若い頃光り輝いていたスカーレットに惹かれつつ、現実を見るふりをして結婚したメラニーを愛している。2人とも、失う時に初めてその大切さに気づいて、お互いを求めていたはずなのにお互いをみていなかったことに気づく。
スカーレットの激しさが好きだった。南北戦争は歴史で習う時に「南軍の負け」と聞くと、奴隷を使うような酷いことをしていた人が負けるのは当然でしょと今まで受け止めていた。しかし南のやり方を普通だと捉えて生活して着ている人にとって、突如それが「悪」だと断罪されて戦争になるなんて、非常に酷だっただろうと思った。どんなときもスカーレットを慕っているメラニー大好き。
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