いち麦

風と共に去りぬのいち麦のレビュー・感想・評価

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)
5.0
(午前十時の映画祭) 誉れ高い名作のフィルム上映を劇場で。V.リーの美しさと黒スクリーンの序曲と終曲まで堪能。若い頃TVで見たときに理解不能だった鼻っ柱の強いスカーレットの魅力をこの歳になってようやく納得。
昔見たときはわからず今になってようやく染みたことが本当に多かった。周囲の登場人物の描写とか。メラニーはできた女性…自分の愛する夫の幻影に夢中になっている親友を理解し許す懐の深さ。バトラーの忍耐強さも。
V.リーはその後、この作品とどことなく相通じるような私生活を送っている。そういう意味でもハマり役だったのかも知れない。周囲が大概のことを許してしまう美貌ってやっぱりあるもんだ。
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