「「古き良き映画」を観てみよう」三作目。BLMが叫ばれる現代において渦中に晒される作品。
原作は知らないが、映画としては、現代技術で磨かれた昨今の映画に慣れ親しんだ自分でも楽しめる作品だと思う。それ程にこの映画の脚本や役者の演技は良かった。
今の社会との適合性で言えば、実際のアフリカ系の人がこの映画を見て何を思うかは知らない。しかし少なくとも、南北戦争当時の南部(敗戦側)から見て、世界はこのようであったのだと残す史料として、この映画は残し続けていくべきものだと思う。
映画と歴史、双方の史料として、批判は受けつつも語り継がれていくべき作品。