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JLG/自画像のmasatoのレビュー・感想・評価

JLG/自画像(1995年製作の映画)
4.0
何度目かの鑑賞。

ゴダールによる、ゴダールのための、ゴダール。

その後の『ゴダールの映画史』へと続く映像詩的な内容。絵画、音楽、映画などの引用と、自ら出演し朗読する数々のテクスト。それらが次第に映画のリズムを作り始める。

これをみていると、ゴダールがヌーヴェルヴァーグの騎手と言われつつも、実はオーソドックスに映画の店舗の中で観客を安心させつつ、映画の醍醐味を伝えようとしていることがわかる。
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