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警察官のssのレビュー・感想・評価

警察官(1933年製作の映画)
4.8
またひとつ大好きな映画が現れた。。。
初めて日本のサイレント映画を観た。システム上、間を繋ぐ無駄なセリフがない。レスイズモアの権化のような作品。ここまで現代と状況が違えど、面白いものは面白いというのが伝わる。今見ると引き算の美学に感じる。
キャラクターもほんとに魅力的。哲ちゃんの悪役像は最高。この時代から表向きは好青年のセクシーな悪役っていうのは存在したのか。
映像の力がほんとに半端ない。セリフを映像に差し込む形の良さ、喬助の犯人に気づいた時の表情、カメラワーク、何をとっても最高。そしてラスト。ほんとに引き込まれる。

2020 #78
ss

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